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「なんだか気になる流通情報」 vol.14

流通情報学部には、流通、物流、情報、さらには心理学、言語学、文学、日本語教育などを専門とするさまざまな教員が所属しています。
流通情報学部に通うアンリとコウが、毎週ひとりずつ先生をインタビューしていきます!

アンリとコウについては、ロジ×未来サイトをご覧ください。

 

今週は、
「日本語から異文化理解へ!自分の言語文化と世界とのつながりを考えよう!」

永岡 悦子 
教授
です。
永岡教授の教員紹介はこちら

永岡先生が担当している講義について教えてください。


外国人留学生対象の「日本語」や、1年ゼミ、
「リベラルアーツ演習」「日本の思想」「日本の現在」
といった一般教養科目を担当しています。
「くらべて学ぼうことばの世界」に関する模擬授業を
公開予定ですので、ぜひ見てください。
その他の模擬授業はこちら

講義の内容を教えてください。

「日本語」の授業内容は、大学生として必要となる
レポートの書き方や発表の方法など、
アカデミック
日本語
が中心です。
「リベラルアーツ演習」では
日本語の変化や多様性、異文化間コミュニケーション
について扱っています。「日本の思想」「日本の現在」
では、日本と海外との交流の歴史や思想
について取り上げています。

その講義を受けるとどのようなことに役立ちますか。

日本や日本語について深くするとともに、異文化間
コミュニケーションについても考えを
深めるきっかけに
なると思います。

 

永岡先生が最近、関心をもっていることは何ですか。

ポストコロナ時代の国際交流の在り方についてです。
人々の行動制限が要求された時期を経て、国際交流が
どのように
発展していくかについて興味をもっています。

永岡先生が研究をはじめられたきっかけは何ですか。


原点をさかのぼると、中学・高校時代にオーストラリア
やカナダにホームステイに行き、日本語や日本文化を
通じて海外の人と交流したいと思ったことがきっかけ
です。言葉で不自由をしましたが、コミュニケーション
で言葉の大切さ
にも気づかされました。交流するには
外国語とともに、自分の母語である日本語について
も深く知る必要
があると思うようになりました

永岡先生の趣味を教えてください。

旅行に行き、旅行先の人と交流すること、そしてご当地
グルメを食べることです。

永岡先生は大学生のとき、どんなことをしていましたか。

日本の高校で学ぶ外国人交換留学生に日本語を教える
ボランティアをしていました。また、
大学を1年休学し、
ニュージーランドの大学の
日本語学科でアシスタント
も経験しました。中学生の英語弁論大会を運営する
ボランティアにも参加し、様々な大学の学生と活動
していました。

高校生のうちにやっておいたほうがよいことは何ですか。


自分と異なる、様々な文化や言語に接する経験を
たくさんもつこと
をおすすめしたいです。そして、
人々との相互理解を深めるために、言語を勉強する
ことは大事です。外国語だけでなく、日本語や
日本文化を学ぶ機会もあるといいですね。

永岡先生からみて流通情報学部はどんなところですか。

世界中から来た留学生と、グローバルな視野で
最先端
の流通情報学が学べる場所
です。

 

最後に高校生にひとことお願いします。

高校時代に、自分が心の底から好きだと思えること、
24時間、365日やってもあきないこと
を、とことん
突き詰めて考え、見つけてください。それが皆さんの
将来を切り拓くカギになるのではないかと思います。

 

永岡先生、ありがとうございました。


次回は 関 宏幸 教授にインタビューします。お楽しみに!

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