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「なんだか気になる流通情報」 vol.9

流通情報学部には、流通、物流、情報、さらには心理学、言語学、文学、日本語教育などを専門とするさまざまな教員が所属しています。
流通情報学部に通うアンリとコウが、毎週ひとりずつ先生をインタビューしていきます!

アンリとコウについては、ロジ×未来サイトをご覧ください。

     

今週は、
「人工知能同士がコミュニケーションするためには何が必要なのか?」
小川 健一朗 准教授です。

小川准教授の教員紹介はこちら

小川先生が担当している講義について教えてください。


学部では「Webプログラミング演習」、「先端情報科学論」、
大学院では「先端情報科学特論」を講義しています。
情報、人工知能、暗号通貨などに関する模擬授業を公開して
いますので、ぜひ見てください。
模擬授業はこちら

講義の内容を教えてください。

Webプログラミング演習では、JavaScriptというプログラミング
言語を用いてWebアプリケーションを作成することを行っています。
先端情報科学論では、人工知能(AI)、IoT(モノのインターネット)、
ビッグデータなど、現在最先端の情報科学技術について講義しています。

その講義を受けるとどのようなことに役立ちますか。

Webプログラミング演習を受講すると、これからの社会で必要と
なるプログラミング技術が習得できます。
また、先端情報科学論を受講すると、今後ますます発展する高度
情報化社会を生き残るための知識を獲得することができます

小川先生のゼミについて教えてください。

2年生のゼミでは「情報とは何か?」、3年生のゼミでは
人工知能と人間の知能(自然知能)とは何が異なるのか?」と
いうことをテーマとして、みんなで議論しています

小川ゼミの学生さんはどのような卒論を書いていますか。

人工知能や5Gなどの高度情報科学技術をテーマに卒論を
書く学生さんが多いです。しかし、それに限らず、科学と
技術に関わる様々なテーマを受け付けています。

小川ゼミの学生さんはどのような進路を選んでいますか。

システムエンジニアとしてIT企業に就職する、家業を継ぐ、
帰国してIT企業に就職する、大学院に進む、など様々な
進路を選んでいるようです。

小川先生が最近、関心をもっていることは何ですか。

人間をどこまで厳密に科学することができるか?」と
いうことに関心を持っています。。

小川先生が研究をはじめられたきっかけは何ですか。


小学生の頃、下敷きの上に砂鉄を撒いて下から磁石を
当てたときに磁力線が発生したのを見て、とても不思議に思い、
物理学の研究をしたいと思ったことです。

小川先生の趣味を教えてください。

ジャンルを問わず様々な本を読むことと映画を見ることです。
しかし、一番の趣味は研究することです。
これは全く飽きることがありません。
ライフワークのようなものです。

小川先生は大学生のとき、どんなことをしていましたか。

一番集中したのはやはり、物理学と数学の勉強です。
共に途方もなく広大な学問領域ですので、あっという間に
4年間が終わっていました。
その他、友達と一緒によく海外旅行に行きました。

高校生のうちにやっておいたほうがよいことは何ですか。


面白味のない答えかも知れませんが、やはり学生時代は
勉強だと思います。
タイミングを逃すと飛躍するのが難しいことがあります。
勉強はその一つだと思いますので。

小川先生からみて流通情報学部はどんなところですか。

流通情報学とは流れの学問だと思います。
モノの流れが流通であり、コトの流れが情報です。
そして、世界はモノとコトからできています。それを日常では
物事(ものごと)と言います。
つまり、流通情報学を学ぶということは世界のあり方を
学ぶことと同じです。すごい学部だと思いませんか。

最後に高校生にひとことお願いします。

流通情報学はこれからの学問です。
それは、古くからある流通学でも比較的新しい情報学でもない、
未来の学問です。未来の社会を見てみたい人は、ぜひとも
流通情報学の扉を叩いてみてください。

小川先生、ありがとうございました。


次回は林 克彦 教授にインタビューします。お楽しみに!