


法学部
自治行政学科
龍ケ崎新松戸
専門の法律や政治・行政について理解し、
地方自治に関わる分野で、法的思考力や
政策形成能力を発揮できる
地方自治を担う人材を養成します。
こんなことを学びます

実践的な学びが
充実
地元の公務員、地方議員、NPOの方々と交流したり、フィールドワークなど実践的な学習が行われています。実践的な取り組みを通して行政、地方自治を学べるのが自治行政学科の特色です。

ゼミで、2019年に「全国大学政策
フォーラム in 登別」に参加し入賞

行政、地方自治に関する
多くの科目を設置
行政学や地方自治論といった科目を通して、行政、地方自治の仕組みを基礎から学びます。この他にも、公共政策や危機管理論などの科目が開講されており、行政・地方自治について幅広く学習することができます。

講義では、グループワークや
意見交換の機会が充実しています

官民どちらの立場でも
よりよい社会を作る力を育成
公務員には民間マインドが、企業には社会貢献が求められ、さらに「公私協働」がテーマとなる今日。行政と法の知識、そして官民双方のマインドも持って、よりよい社会を作る役割を担うための力を身につけます。

行政の第一線に触れる機会が充実
「法学部生のキャリアデザイン」では、千葉・茨城の自治体の市長、議員、警察官・消防士など、行政の第一線で活躍する人の話を聴くことができます(写真は松戸市長による座談会の様子)。行政の現場に触れながら地方の政治、行政、政策を学ぶことで、地方自治の第一線で活躍できる人材を育成します。

公務員志望の学生を手厚くサポート
公務員を目指す意欲ある学生のために、憲法、民法などの公務員試験出題科目を学習する「特別クラス」を設置しています。また、正課内の「公共法務特殊講義」や課外の「公務員試験対策スタートアップ講座」「公務員試験基礎講座」など、学生の公務員試験合格に向けてサポート体制が充実しています。

ゼミ紹介

1年生から始めるゼミ前田ゼミ
社会の仕組みの「? 」を考える
憲法ゼミ
法学部では3·4年生が一緒になって法学・政治 学を立ち入って学ぶ専門のゼミを設けています。 前田ゼミでは憲法を学びます。「なぜ女性だけ再婚できない期間があるの?」 「なぜ同性婚は認められていないの?」 「なぜ入れ墨のある人は温泉に入れないの?」実はこれ、全部憲法の問題です。意外なところに隠れた憲法問題を、判決や専門的な論文をみんなで読み合い、議論して考えていきます。憲法は試験のために覚えるだけの 科目ではあリません。前田ゼミで、憲法を使って社会の仕組みの 「?」を一緒に考えてみましょう。
学生VOICE
警察官を目指し、
法学の学びを深める。
法学部
自治行政学科1年
白石 隼斗さん

私は将来、警察官として幅広く地域社会に貢献していくことを目標としており、公務員を目指す学生のためのサポートが充実している自治行政学科への進学を決めました。現在は憲法と民法を中心的に学んでおり、特に民法は実生活で活かせる知識が多く非常に面白みを感じています。授業では、毎回予習を兼ねたレポート課題が出されるのですが、授業の理解度を高められるだけでなく、文章力の向上にもつながっています。将来、警察官になるために法律系科目の学習はもちろん、より幅広く活躍できるよう語学の勉強にも力を入れています。
自治行政学科の時間割例
MON | TUE | WED | THU | FRI | |
---|---|---|---|---|---|
1限 9:00~10:30 |
アジア文化論Ⅱ | 市民と法Ⅱ | |||
2限 10:45~12:15 |
国家と法Ⅱ | 数学Ⅱ | 1年演習 (ゼミ) |
||
3限 13:05~14:35 |
自然地理学Ⅱ | データ リテラシー演習 |
Introduction to TOEICⅡ |
初級韓国語Ⅱ | 選択スポーツ トレーニング実技Ⅱ |
4限 14:50~16:20 |
Comprehensive English初級Ⅱ |
法学部生の キャリアデザイン |
地球科学Ⅱ | ||
5限 16:35~18:05 |
教員 VOICE
LEARNING
地域や社会を支える、 3つの学び
学びの分野 | 公共法務 | 地域の安全と防災 | 地域共創 |
---|---|---|---|
学びの内容 | 公務員、議員をはじめ、国や自治体と共に地域づくりに貢献する「協働の時代」にふさわしい人材を目指すコース。 憲法、行政法、政治学、行政学、地方自治論などを中心に学び、社会をよりよく変えるための政策形成能力を養います。 | 警察官・消防士をはじめ、広く公共の場において地域の安全や防災の向上 に貢献できる人材を育成するコース。 防災政策論、警察·消防行政概説などを中心に学び、社会の安全•安心を 実現できる政策の立案・実践能力を養います。 | 各種民間企業のビジネス 活動を通して、地域の活性化や福祉の充実といった新しい時代の地域づくりに貢献できる人材を育てるコース。憲法、民法、コミュニティ政策論、地域おこし政策論、商法などを幅広く学びます。 |
専門・キャリア科目 |
![]() 国家と法
市民と法 ![]() 憲法
民法 刑法(総論) 政治学 法学の基礎 地方自治論 など ![]() 法学部生のキャリアデザイン
災害ボランティア キャリアスキル(時事・教養) など |
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専門・発展科目 | 経済法 行政法 国際法 現代の政治思想 労働法 など |
防災政策論 危機管理論 警察・消防行政概説 刑法(各論) 刑事手続法 スポーツと法 など |
地域おこし政策論 観光の法と政策 法と文化(アジア/欧米) 商法(会社法) 消費者法 など |
▼ | ▼ | ▼ | |
将来予想される進路 |
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業界別就職状況
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資格
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- 関連する資格講座
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- 公務員試験(市役所・県庁対策)基礎・直前講座
- 公務員試験対策スタートアップ講座
- 警察官・消防官採用試験直前対策講座
- 行政書士受験講座/宅地建物取引士受験講座
- ビジネス・キャリア検定講座
- ファイナンシャル・プランニング技能検定講座
- ビジネス実務法務検定試験講座
- 法学検定試験講座/社会保険労務士受験講座
- 取得可能な教員資格
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- 中学校教諭一種免許状 「社会」
- 高等学校教諭一種免許状 「公民」
自治行政学科3つのポリシー
卒業認定・学位授与の方針
(ディプロマ・ポリシー)
自治行政学科では、「地方自治を担う人材を養成すべく、専門の法律や政治・行政について理解し、地方自治に関わる分野で、法的思考力や政策形成能力を発揮できる人材の養成」を目指しており、所定の単位を修得し、以下のような知識や技能、態度を身に付けた学生の卒業を認定し、学士(法学)の学位を授与します。
- 【ゆたかな教養】
DP1-1
人文・社会・自然・健康の各分野および外国語に関する幅広い教養、ならびに社会でそれらを活用できる見識と能力を身に付けている。
DP1-2
キャリア形成、家庭および地域コミュニティにおける生活など、人生のあらゆる場面において自らの生き方を主体的に構築するための知識と技能を身に付けている。
DP1-3
情報やデータを収集・整理し、論理的に分析できる能力を身に付けている。
- 【知識と技能】
DP2-1
公務員やNPO職員等として地方自治体をはじめその他公共部門の一翼を担うことのできる、確かな法的思考力と政策形成能力を身に付けている。
DP2-2
地方自治の発展、地域社会の活性化、持続可能で住みよいまちづくり等に関する幅広い知識、および地域のビジョンを描ける見識と能力を身に付けている。
- 【問題発見と解決力】
DP3
多様化する地域社会における法的・政策的諸問題を発見し、専門知識を活用しつつそれらを論理的に分析したうえで、現実的解決策を構想し、提言する能力を身に付けている。
- 【コミュニケーション力と社会貢献力】
DP4
多様な価値観をもつ人々と積極的に意思疎通でき、幅広い協力関係を築くことのできるコミュニケーション力、ならびにその協働を通し、地域の諸問題の改善に向けて自ら行動する社会貢献力を身に付けている。
教育課程編成・実施の方針
(カリキュラム・ポリシー)
自治行政学科では、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げた能力を修得させるために、以下のような教育内容および教育方法に基づき教育課程表(カリキュラム)を体系的に編成・実施するとともに、教育評価を行います。
- 【教育内容】
CP1
国際社会で活躍できる人材の育成に向け、コミュニケーション力の向上を念頭に置いた外国語科目を配置する。(DP1-1)
CP2
広く社会に貢献できる教養豊かで視野の広い人材の育成に向け、人文科学、社会科学、自然科学および健康科学に対する理解を深める教養科目を配置する。(DP1-1)
CP3
自己実現と社会貢献に向けた能動的な姿勢を育成するキャリア科目を配置する。(DP1-2)
CP4
データサイエンス力を持つ人材の育成の基礎となる基本科目を配置する。(DP1-3)
CP5
教員免許を取得するための教職科目を配置する。(DP1-2)
CP6
法と政治の制度の枠組みを知り、また、法的思考の基礎となる知識を学ぶ専門共通科目を配置する。(DP2-1、DP2-2)
CP7
社会が円滑に運営され、私たちが安全・安心に生活を送ることができるための基本的な法知識、地域における公共的活動に関わる法的・政策的知識、および地域社会への貢献に必要な知識を学ぶ專門基幹科目を配置する。(DP2-1、DP3)
CP8
地域社会のあり方を深く理解し、そのガバナンスとマネジメントについてより広い視野から考察するための知識と技能を習得する専門発展科目および関連科目を配置する。(DP2-2、DP3)
CP9
コミュニケーション力、および課題発見・解決力に基づいた社会貢献力を育成するための演習(ゼミ)を配置する。(DP3、DP4)
【教育方法】
- 各学年に必修科目として演習(ゼミ)を開設し、アクティブ・ラーニングを通じ、学生の能力・資質に応じた少人数教育を実施する。
- データサイエンス力を修得するために、コンピュータを活用する実習科目を開設する。
- コンピュータ実習のみならず、講義科目および予習・復習でもICT機器を活用する。
- 実社会で活躍する客員講師による講演および裁判傍聴など行う実践的な講義を開設する。
- ICTを活用したオンライン授業により、学習者参加型の双方向授業を実施する。
- 資料配布、課題提出および質疑応答ならびにオンデマンド授業を支援するために学習支援システムを活用する。
【教育評価】
- 授業科目の達成度評価は、シラバスに明示した到達目標、成績評価の基準と成績評価方法にしたがって、定期試験やレポート、小テスト、実技および発表や報告、質疑などを多面的に組み合わせて行う。
- 教育評価は、教育課程レベルについてのアセスメントプランにしたがって、実施する。