経済学部

龍ケ崎 新松戸

Economics

経済学部

経営学科

学びの特色

  • 特色1

    多彩な体験学習で
    起業家精神を養成

    現役社長による「起業家育成講座」や流経大出身の税理士による授業、企業研究ゲームなど、実社会に即した体験学習で実践力を養います。

  • 特色2

    自分の興味から選べる
    3つのフィールド

    2年生からは「起業・マネジメント」「流通・マーケティング」「会計・ファイナンス」の3つのフィールドから進路に合わせて科目を選択できます。

  • 特色3

    ICT時代に即した
    最新の経営学を学修

    ネット社会における消費者ニーズの捉え方などPCを活用したICT時代の経営学を学び、これからの企業経営を牽引する人材を育てます。

学びの分野

  • 流通・マーケティング

    #マーケティング #流通 #消費者行動 #商品開発 #広告 #ブランド

    変化する消費市場に受容される製品・コンセプト・ブランドを形成する方法や、多様化するライフスタイルに対応する生産者と販売業者の関係を構築する方法を学んでいきます。
  • 起業・マネジメント

    #経営戦略 #経営組織 #リーダーシップ #イノベーション #ベンチャービジネス

    消費者ニーズの多様化に伴う環境変化に対応して意思決定を行うとともに、組織を動かし、事業を創造・展開していくための知識と技術を身につけます。
  • 会計・ファイナンス

    #財務会計 #原価計算 #管理会計 #財務管理 #監査

    企業に関する資金の流れを数字の面から理解するとともに、自社の経営の良し悪しを判断するための方法や、企業が資金を調達するための手法を修得します。

経営学科の“実学”

  • 株式を売買し、
    変動の理由を学ぶ「企業研究ゲーム」

    2年生全員が企業研究ゲームに挑戦し、東証グロース市場で実際に取引されている株式を売買します。なぜ株価が変動したのかを深く考え、企業活動やその成長メカニズムを学びます。

  • 起業とビジネスによる
    社会的課題の解決(中溝ゼミ)

    「自らビジネスを創めること」が主なテーマです。ゼミではテキストを読み、ディスカッションし、さらに企業の経営者の方から話をうかがったりして、社会的な課題や起業、最新のビジネスについて学んでいきます。

経営学科ゼミテーマ一覧(一部抜粋)

  • マネジメントの基礎知識を高レベルで身につける(梅木ゼミ)
  • 消費者行動研究とマーケティング実践/コミュニケーション力の向上(小沢ゼミ)
  • マーケティングと消費者行動の基礎を学ぶ (加藤ゼミ)
  • 流通現象を自ら分析できるようにする(呉ゼミ)
  • ビジネスプランを実践的に学ぼう(崔ゼミ)
  • 経営情報の活用とアントレプレナーシップを学ぼう(難波ゼミ) など

カリキュラム

1年生

必修科目
基本科目
  • 1年演習
  • 情報リテラシー演習
  • データリテラシー演習
必修科目
専門共通科目
  • 経営入門
  • 経営学総論ⅠⅡ
選択必修科目
専門基礎科目
  • 簿記論ⅠⅡ
  • Eビジネス論ⅠⅡ
  • ビジネスデータベース演習
  • ソーシャルメディア演習
選択必修科目
専門発展科目
  • 統計学概論ⅠⅡ
  • 経済データ演習
  • 経営データ演習

2年生

学びの分野
起業・マネジメント
流通・マーケティング
会計・ファイナンス
必修科目
基本科目
  • 2年演習
選択必修科目
専門共通科目
  • 会計学ⅠⅡ
  • 流通論ⅠⅡ
選択必修科目
専門基礎科目
  • 企業論ⅠⅡ
  • 人的資源管理論ⅠⅡ
  • 経営情報論
  • 経営情報システム論
  • 起業家育成講座ⅠⅡ
  • マーケティング論ⅠⅡ
  • ビジネスプレゼンテーションⅠⅡ
  • マーケティング論ⅠⅡ
  • ブランド論
  • 流通政策論ⅠⅡ
  • 起業家育成講座ⅠⅡ
  • 経営情報論
  • 経営情報システム論
  • ビジネスプレゼンテーションⅠⅡ
  • 中級簿記論ⅠⅡ
  • 商法(会社法)ⅠⅡ
  • 原価計算論ⅠⅡ
  • 経営財務論ⅠⅡ
  • 人的資源管理論ⅠⅡ
  • マーケティング論ⅠⅡ
選択必修科目
専門発展科目
  • リスクマネジメントⅠⅡ
  • ベンチャーファイナンス
  • 広告論ⅠⅡ
  • 金融論ⅠⅡ
  • 国際金融論ⅠⅡ
  • 証券市場論
  • 税法(法人税法)

3年生

学びの分野
起業・マネジメント
流通・マーケティング
会計・ファイナンス
必修科目
基本科目
  • 3年演習
選択必修科目
専門基礎科目
  • 事業戦略論
  • 事業創造論ⅠⅡ
  • 商法(会社法)ⅠⅡ
  • 組織戦略論
  • 経営財務論ⅠⅡ
  • 消費者行動論ⅠⅡ
  • 組織戦略論
  • 事業戦略論
  • 事業創造論ⅠⅡ
  • 経営情報論
  • 経営情報システム論
  • 起業家育成講座ⅠⅡ
  • ビジネスプレゼンテーションⅠⅡ
選択必修科目
専門発展科目
  • 社会的企業論
  • 経営史ⅠⅡ
  • 証券市場論
  • 管理会計論ⅠⅡ
  • デジタルマーケティング実践講座
  • ロジスティクス実践講座
  • 財務会計論ⅠⅡ
  • 管理会計論ⅠⅡ
  • 商法(手形・小切手法)
  • 商法(総則・商行為法)
  • 上級簿記論ⅠⅡ

4年生

学びの分野
起業・マネジメント
流通・マーケティング
会計・ファイナンス
必修科目
基本科目
  • 4年演習
  • 卒業研究

授業Pick up

事業創造論Ⅰ

さまざまなアクティブ・ラーニング手法や企画案発表会などを通じて、事業創造に関する基礎知識や起業する上で欠かせない新規事業の企画力に加え、ビジネスモデルを構築できる能力を実践的に身につけることを目指しています。

授業の流れ
  • 第1回 現代における「起業」とは 社会的起業Ⅰ
  • 第2回 会社の作り方
  • 第3回 現代ビジネスにおけるマーケティング・ICTの活用
  • 第4回 起業家支援
  • 第5回 リピーターと定期収入
  • 第6回 ビジネスプランの作り方
  • 第7回 「人に働いてもらう」ということ
  • 第8回 ゲストスピーカーによる講演
  • 第9回 事業継承とM&A
  • 第10回 地域の新興企業研究
  • 第11回 ビジネスコンテスト 動画の視聴
  • 第12/13回 ローカルビジネス
  • 第14/15回 ビジネスコンテスト プレゼンテーション

経営入門

経営学を初めて学ぶ人を対象に、身近な企業の事例をもとにケーススタディとグループワークの実践を通じて、経営に関わる現象に触れるとともに、企業経営の基本的な仕組みについて学びます。

ビジネスプランコンテスト

(株)マイナビが運営する「キャリアインカレ」などのビジネスプランコンテストへの出場を通じて、実際の企業や社会、地域が抱えている問題や課題に対する解決策を導き出す力と、自らの考えや意見を相手にわかりやすく伝える発信力を養います。

STUDENT’S VOICE

美容分野で起業するのが
私の夢

美容の分野で将来起業するのが私の夢です。夢を実現するために、マーケティングに関する知識や、リーダーシップ、コミュニケーションスキルなど、経営者に必要な能力を身につけるよう努力してきました。この経験を活かして、今後企業経営に携わりたいと考えています。

経済学部 経営学科 2年(取材当時)
山﨑 綾香さん

山﨑さんの1日のスケジュール

1 9 : 0010 : 30
2 10 : 4512 : 15 2年演習
(ゼミ)
マーケティング論Ⅱ English
Communication
初級Ⅱ
流通論Ⅱ
3 13 : 0514 : 35 リベラル
アーツ演習
アジア文化論Ⅱ 経営財務論Ⅱ
4 14 : 5016 : 20 広告論Ⅱ ブランド論Ⅱ
5 16 : 3518 : 05 金融論Ⅱ
6 18 : 2019 : 50 消費者行動論Ⅱ

株式会社千葉銀行 内定

実践的な学びがアピールできた

就職キャリア支援センターでは企業探しから面接対策まで、幅広くサポートをしていただきました。学内でのお弁当コンペや学科主催のプレゼン大会など、実践的な学びが他大学にはない強みとしてアピールできたことも大きかったと思います。将来的には、ゼミで学んだマーケティングの知識が活かせる部門に携わりたいですね。

経済学部 経営学科 渋谷 智菜さん

GRADUATES’ VOICE

授業を通じて得た 経済を読み解く力が 自分の武器になった

2021年3月 経済学部 経営学科 卒業
池田 敦哉さん

私の出身地・茨城県の経済発展に貢献したいという想いで就職活動を行い、さまざまな企業と関わりのある常陽銀行に就職しました。現在担当している法人営業は、銀行のサービスを提案するだけでなく、人材の紹介や企業のマッチングなどを行い、取引先の企業が長く継続するためにサポートする仕事です。その過程で、各企業の財務状況などのデータを見て課題を把握していくのですが、大学で指標分析や簿記、財務会計について学んだことで、書かれている数字の意味を理解しながら、データ分析が進められていると感じています。今後もこの力を活かして、取引先の課題解決に励んでいきます。

取得可能な教員資格

  • 高等学校教諭一種免許状「商業」

目指せる進路

  • 経営者
  • コンサルタント
  • 企画業務・経営幹部
  • 銀行員・証券アナリスト
  • 公認会計士
  • 税理士
  • マーケティング・商品企画部門 など

最新NEWS

2024.10.25 学科トピックス お知らせ 経営学科

【小沢ゼミ】ゲームクリエイターから学び創る!プロモーション用ゲームを制作!

小沢ゼミではプロのゲームクリエイターを招き、ゲーム業界の現状や課題、ゲーム制作方法を学び、学生たちが自らの手でプロモーションに使えるノベルゲームを作り上げました。

このプロジェクトの目的は、学生それぞれがPRしたい企業・商品を選び、その魅力を伝えるためのプロモーションツールとしてのオリジナルゲームを作ることです。学生たちは、消費者はその企業や商品の何を知りたいのか、ゲームならではの魅力の伝え方は何かを事前に考え、そのうえでストーリー構成、どのようなクイズや選択肢を用意すべきか、キャラクターデザインはどうするかなど、ゲーム制作の工程を経験しました。

学生がPRのために選ぶ題材は様々で、スマホアプリ、飲食店、化粧品、ジャパニーズウィスキー、就職活動など多岐にわたりました。そのなかでも小沢ゼミ所属の渋谷智菜さんは、流通経済大学の魅力を伝えるために、実際に大学構内のあちこちを写真撮影してゲームの背景として取り込み、教職員や各学部の学生に協力を仰いでゲームに出演いただき、流通経済大学の魅力をPRするノベルゲームを完成させました。このノベルゲームはオープンキャンパスの場でも実際に使用していく予定です。

                   写真:流通経済大学PRノベルゲームの1シーン


今回のゲーム制作プロジェクトを通して、近年の技術発展によりゲーム制作は遠い存在ではなく自分たちでも可能なこと、ノベルゲームはプロモーションツールとして利用可能なこと、ゲーム制作はユーザー視点でのコンテンツ作りがやはり重要であることを学べる重要な機会となりました。

2024.09.27 学科トピックス お知らせ 経営学科

ブランドの「ストーリー」を探るゼミ合宿

経営学科2年小平ゼミ(新松戸キャンパス)ではブランドやブランディングをテーマに活動を行っています。

本年度から山梨県富士川町の皆様のご協力のもと、地域産品のブランディングに取り組むことになりました。富士川町は関東有数の「ゆず」の産地で、その豊な香りから京浜地方で最高級品の折り紙がつけられています。

会議室の机上でブランドを作ることもできるかもしれませんが、産品や製品が作られる風土や現場を知り、生産者や企業の方のお話を聞くことで、よりよいブランド作りが可能となります。そこで911日、12日の2日間、富士川町でゼミ合宿を実施しました。

まず観光振興や地域おこしを推進する「ふじかわまちづくり公社」にお伺いし、ゆずを使ったふるさと納税返礼品の商品企画とその宣伝方法、コラボ商品のアイデアを学生の柔軟な発想で提案してほしい、との課題を頂きました。



その後、かつて富士川の舟運で栄えた町の歴史や風土を学び、ゆず生産者のお話を聞くことで、ブランディングに欠かせない「ストーリー」を吸収してきました。

                                  


朝食を作ったり、大自然を満喫したり、ゼミ生の結束も深まりました。

                                 

お忙しい中ご協力いただいた富士川町の皆様には感謝申し上げます。秋学期を通じて頂いた課題に取り組み、町の皆様のご期待に添えるように頑張っていきたいと思います。

2024.08.19 学科トピックス お知らせ 経営学科

事業創造論Ⅰでビジネスプランコンテストのプレゼンテーションが開催されました

経済学部2年次配当の事業創造論Ⅰでは、新しくビジネスを始めるために必要な知識やスキルを身につけるために講義の後半の回で新規ビジネスを検討するグループワークを行い、最後にビジネスプランコンテストとしてプレゼンテーションを実施しました。慣れない起業計画の作成を仲間とともに議論・検討し、PowerPointでスライドを作成して発表を行います。

学生たちは様々な苦労も経験しますが、最終的にすべてのグループがビジネスプランをまとめ上げ、プレゼンテーションを実施することができました。中にはブラッシュアップすればそのままビジコンに出場できるのではないかと思えるクオリティの発表もありました。学生の振り返りからもグループワークの充実と講義の成果を窺い知ることができました。

以下、学生コメントより抜粋

「今日自分たちの発表して、うまく発表できて良かった。アドリブを入れてスムーズにできたため、良かったと思う。グループの人と分担してできたのでこれからグループ発表がある時もグループの人と協力して、良いものを作りたい。」
「起業とは自分の中では非常にリスクのあるイメージだったが、この授業を履修してからは少し自分自身の中のハードルがさがった。」
「私は発表することが本当に苦手で、ビジネスを発表するにあたり不安が沢山ありましたが、自分の中で発表内容をこと細かく理解することで発表に対しての不安が和らぐことを今回学べたので、これからに活かしていきたい。
「学生の間に起業することや、会社に入った後に起業することために何が必要かや、起業するにあたって身近な問題を解決することが事業に繋がったりと、起業に対する視点が広がった。」

   
  
2024.07.31 学生・学習支援 在学生対象 公開講座・イベント 入試イベント 経済学科 経営学科 キャリア・就職 卒業生の方 保証人の方 地域・一般の方

経済学部座談会第2弾「税理士として活躍する卒業生が語る会計・経営の魅力」を開催します(大好評!第1回座談会の動画も配信開始!)

流通経済大学の経済学部を卒業し、各界で活躍している方たちを招いて語り合う座談会の第2回を、8月4日(日)に開催します。今回のテーマは、「税理士として活躍する卒業生が語る会計・経営の魅力」。税理士は、個人や企業の納税のサポート、会計業務のサポート、経営・相続のコンサルティングなどを行う専門家です。本学卒業生のゲストスピーカーには、なぜ税理士を志したのか、本学での学びがどう生かされているのか、また会計・経営の魅力や税に関する様々な情報について語ってもらいます。
消費税、所得税、贈与税・・・私たちの生活に身近な「税」について一緒に考えてみませんか。今回もオープンキャンパスと同時開催となります。高校生をはじめ、在学生や地域のみなさんもぜひご参加ください。

◆第2回経済学部座談会「税理士として活躍する卒業生が語る会計・経営の魅力」
●日時:8月4日(日) 11:15〜12:15(開場11:00)
●場所:流通経済大学新松戸キャンパス1号館 RKUスクエア
●登壇者:
・加古督幸氏 良公税理士法人   本学経営学科 1994年卒業
・佐々木良氏 税理士法人信野会計 本学経営学科 1996年卒業
・吉村 聡 教授 流通経済大学副学長/経済学部長
・長瀬 毅 准教授 流通経済大学入試センター副センター長
・司会:板谷和也教授 流通経済大学大学院経済学研究科長
●来場自由、事前予約不要(当日のオープンキャンパスのプログラムにもご参加いただけます)
(当日のご注意)
※座談会の模様は本学の広報スタッフが撮影し、大学公式ホームページ等で公開予定です。撮影スタッフが会場におりますことをご承知おきください。


そして、6月15日(土)に、緑の美しい龍ケ崎キャンパスで開催された、第1回経済学部卒業生座談会の模様が、本学YouTubeチャンネルで公開されました!「学ぶ・作る・売る~トップで活躍する卒業生が語る!」をテーマに、東洋鍛工 罍 英一(もたい・えいいち)代表取締役社長(1989 年卒)、ノジマグループ・ITX株式会社 ドコモショップアリオ西新井店長の吉岡翔太郎氏(2019年卒)をゲストスピーカーに迎えて、流通経済大学での学びや現在の仕事、また在学生や本学を志す高校生の皆さんに伝えたいことなどをお話しいただきました。

 

大学時代からの“つながり”によって今に至っている、というお話があり、大学には学びや研究だけでなく「縁を結ぶ」という役割があることを改めて気付かされました。また、多くの従業員を抱える社長として活躍されている罍さん、若くして店長に抜擢されたエネルギッシュな吉岡さん、お二人の笑顔と自信に満ち溢れた姿が、非常に印象的でした。

現在、新しいことにチャレンジしているお二人の刺激的な話に、参加した高校生や地域の方々から何度も拍手が起こり、和やかな中にも示唆に富む座談会となりました。
この座談会の様子は、以下のリンクよりご覧いただけます。是非、ご視聴いただき、何かを得ていただけたらと思います。

 

2024.07.10 経済学科 経営学科 地域連携 地域・一般の方

“活力のある今こそ、新松戸の未来を描こう”(板谷教授 講演会)

 

“活力のある今こそ、新松戸の未来を描こう”

交通政策が専門の流通経済大学経済学部の板谷和也教授が7月7日(日)、松戸市新松戸の「新松戸市民センター」で講演し、JR新松戸駅の改修や駅周辺部の開発などを核にした新松戸の未来像を今から描くことの重要性を訴えました。
講演はJR新松戸駅に常磐線快速電車の停車を模索する新松戸商店会連合会の主催で行われ、およそ50人の市民が参加しました。
板谷教授は、これまで首都圏でホームを設置して快速電車の停車が新たに実現した前例は埼玉県のJR浦和駅等僅かしかないことに触れ、「現状を考えれば、首都圏の駅で新たな快速電車の停車を実現するのは難しい」と指摘しました。
そのうえで、「快速電車の停車だけを目的にするのではなく、駅周辺の利便性の向上や駅前の賑わい創出を主目的とする中で、快速電車の停車を可能とする駅そのものの改修などを行うのがいいのではないか」と提案しました。
板谷教授はその理由として、①新松戸の現在は高齢化率27%で平均的だが、将来高齢化が進み、通勤手段としての駅の利用は減少する、②多くの人が駅周辺に行けるようにし、ニーズに合った魅力的な施設を展開することで、JRなども快速の停車を検討しやすくなる、などを挙げました。
JR新松戸駅の一日当たりの利用客はおよそ6万7000人。東口の開発が進んでいないことや、西口のバスの停車場が3つしかないこと、駐車場もほとんどないうえ、歩行者が楽しんで歩けるようなスペースも少ない、さらに駅ホームの混雑などの構造的な課題が指摘されています。

会場の市民からは講演終了後、およそ1時間にわたって質問が続出。駅改修や周辺開発には数百億円規模の費用が必要であることから、会場からは「現状で十分満足している。いたずらにお金をかけるのはどうか」との意見も出ました。板谷教授は、これらの課題も含めて解決し、賑わいを創出するような総合的な開発を今から考えていくことが「皆さんの資産価値を減らさないことになる、という考え方もあります」と返し、笑わせました。

2024.06.06 お知らせ 公開講座・イベント 経済学科 経営学科 キャリア・就職 卒業生の方 保証人の方 地域・一般の方

「学ぶ・作る・売る~トップで活躍する卒業生が語る!」経済学部座談会を開催します

流通経済大学・経済学部を卒業し、各界で活躍している方たちを招いて、座談会『学ぶ・作る・売る~トップで活躍する卒業生が語る!』を、6月15日(土)、龍ケ崎キャンパスのオープンキャンパスに合わせて開催します。

1965年の開学以来、60年近くにわたり本学の伝統を引き継ぐ経済学部は、これまで多くの人材を各産業界に輩出してきました。卒業生は本学での学びを通じて得た知識や経験を活かし、様々な分野で羽ばたいています。今回の座談会では、「学ぶ・作る・売る」をキャッチフレーズとして、教育、製造、販売分野でリーダーを務める卒業生を招き、流通経済大学での学びや体験、それらが仕事をする上でどのように役立っているかなどを語り合ってもらいます。

スピーカーは、本学園の野尻俊明理事長、年商60億円超の東洋鍛工 罍 英一(もたい・えいいち)代表取締役社長、そして、アイティーエックス株式会社のエースコンサルタント吉岡翔太郎氏など、20代から70代まで実に多彩なメンバーです。ほかの大学の経済学部にはない本学ならではの“魅力”をたっぷりお伝えします。高校生をはじめ、在学生や地域の方もぜひご参加ください。

(写真左から 野尻俊明理事長 罍 英一社長 吉岡翔太郎氏 吉村聡教授 板谷和也教授)


 

◆『学ぶ・作る・売る~トップで活躍する卒業生が語る!』経済学部座談会
日時:6月15日(土) 11:15~12:15(11:00開場)
場所:流通経済大学 龍ケ崎キャンパス 2号館2階221教室
座談会出席者:
・野尻俊明(学校法人日通学園理事長) 経済学部経済学科 昭和48年卒
・罍 英一 様(東洋鍛工株式会社社長) 経済学部経済学科 平成元年卒
・吉岡翔太郎様(ノジマグループ・アイティーエックス株式会社 ドコモショップアリオ西新井店長) 経済学部経営学科 平成31年卒
・吉村 聡 教授(流通経済大学副学長・経済学部長)
・司会:板谷 和也 教授(流通経済大学大学院 経済学研究科長)

(当日のご注意)
※来場は自由で、事前予約等も不要です。当日のオープンキャンパスのプログラムにもご参加いただけます。
※座談会の模様は本学の広報スタッフが撮影し、大学公式ホームページ等で公開予定です。撮影スタッフが会場におりますことをご承知おきください。

 

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