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“活力のある今こそ、新松戸の未来を描こう”(板谷教授 講演会)

 

“活力のある今こそ、新松戸の未来を描こう”

交通政策が専門の流通経済大学経済学部の板谷和也教授が7月7日(日)、松戸市新松戸の「新松戸市民センター」で講演し、JR新松戸駅の改修や駅周辺部の開発などを核にした新松戸の未来像を今から描くことの重要性を訴えました。
講演はJR新松戸駅に常磐線快速電車の停車を模索する新松戸商店会連合会の主催で行われ、およそ50人の市民が参加しました。
板谷教授は、これまで首都圏でホームを設置して快速電車の停車が新たに実現した前例は埼玉県のJR浦和駅等僅かしかないことに触れ、「現状を考えれば、首都圏の駅で新たな快速電車の停車を実現するのは難しい」と指摘しました。
そのうえで、「快速電車の停車だけを目的にするのではなく、駅周辺の利便性の向上や駅前の賑わい創出を主目的とする中で、快速電車の停車を可能とする駅そのものの改修などを行うのがいいのではないか」と提案しました。
板谷教授はその理由として、①新松戸の現在は高齢化率27%で平均的だが、将来高齢化が進み、通勤手段としての駅の利用は減少する、②多くの人が駅周辺に行けるようにし、ニーズに合った魅力的な施設を展開することで、JRなども快速の停車を検討しやすくなる、などを挙げました。
JR新松戸駅の一日当たりの利用客はおよそ6万7000人。東口の開発が進んでいないことや、西口のバスの停車場が3つしかないこと、駐車場もほとんどないうえ、歩行者が楽しんで歩けるようなスペースも少ない、さらに駅ホームの混雑などの構造的な課題が指摘されています。

会場の市民からは講演終了後、およそ1時間にわたって質問が続出。駅改修や周辺開発には数百億円規模の費用が必要であることから、会場からは「現状で十分満足している。いたずらにお金をかけるのはどうか」との意見も出ました。板谷教授は、これらの課題も含めて解決し、賑わいを創出するような総合的な開発を今から考えていくことが「皆さんの資産価値を減らさないことになる、という考え方もあります」と返し、笑わせました。