社会学研究科

Graduate

大学院

社会学研究科

修士課程/博士後期課程

研究科長メッセージ

社会学研究科長 中村 美枝子
社会学研究科長
中村 美枝子

現代社会が抱える諸問題を解明し、
グローバルに貢献できる人材を育成する

本研究科の特徴は、現代社会の諸問題を社会学をベースに、社会福祉学の領域、心理学の領域、保育学の領域、そして観光学の領域といった幅広い関連領域からアプローチすることができる研究者が所属していることです。現代社会には労働問題、経済問題、人口問題、教育問題、地域問題等さまざまな問題がみられますが、これらを生み出す要因は複雑に絡み合って幅広い視点からの解明が必要とされています。本研究科ではこうした要請に応えるべく、研究スタッフと研究環境を整え、日々研究指導に取り組んでいます。また、本研究科では中国やベトナム等のアジア諸国からの留学生を積極的に受け入れ、いずれ本国での各界のリーダーになるよう人材を養成しています。

修士課程

  • 理論社会学
  • 文化人類学 [特論・演習]
  • 社会学理論 [特論]
  • 多文化社会論 [特論・演習]
  • 社会福祉・地域社会学
  • 社会心理学 [特論・演習]
  • 心理療法・心理援助 [特論・演習]
  • 児童福祉論 [特論・演習]
  • 行動分析学 [特論・演習]
  • 障害原理論 [特論・演習]
  • 地域子育て支援 [特論・演習]
  • 産業・観光社会学
  • シミュレーション&ゲーミング[特論・演習]
  • 観光心理学[特論・演習]
  • 地理学[特論・演習]
  • メディア社会学[特論]
  • 観光マーケティング[特論・演習]
  • 映画学[特論・演習]

博士後期課程

  • 理論社会学
  • 文化人類学 [特殊研究・研究指導]
  • 社会福祉・地域社会学
  • 子ども・家庭福祉学 [特殊研究]
  • 行動分析学 [特殊研究・研究指導]
  • 産業・観光社会学
  • シミュレーション&ゲーミング[特殊研究・研究指導]
  • 観光学 [特殊研究・研究指導]

取得可能な学位

  • 修士課程 修士(社会学)
  • 博士後期課程 博士(社会学)

将来の進路

修士課程
  • 政府や地方自治体、公私の施設、一般企業の教育・人事・労務・福祉などの部署で活躍する専門実務家
  • 各種の社会問題に対処しうる者、こころの問題解決を支援できる者、有能な教育的実践者
  • サービス産業や情報産業において調査、分析、企画などの職務を担当する、国際認識や高度の専門知識を要求される専門人
  • 内外の高等教育機関、国公立私立の研究機関ないし調査機関の研究者
博士後期課程
  • 官民諸団体の調査・開発・企画・調整などを担当するテクノクラート
  • 大学その他の教育・研究機関における研究者
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

社会学研究科では、空理空論を語らない実学主義の理念のもとに、少子高齢化、雇用、エネルギ―、食糧、環境などの問題を社会福祉学、地域社会学、産業社会学、観光社会学を中心に社会学の新たな視点から科学的に解決し、実践に役立たせることができる高度かつ専門的な知識や技能を身に付けた人材を育成することを目的とし、以下に示した方針のもと、所定の期間在学し、修了に必要な単位を修得し、研究科の定める審査および試験に合格した者に学位を授与します。

両課程ともに
  • 社会学にかかわる幅広い学識を身に付けている。
  • 地域における福祉医療、保育、地域、観光、公務にかかわる今日的な課題を見出し、それを解決し社会に貢献することができる知識、技能及び実践力を身に付けている。
  • 論文の作成をとおして研究を行う上で必要な問題解決能力を身に付けている。

さらに

修士課程
  • 現代における諸問題、社会に生じている事象を広い視野から、社会福祉学、地域社会学、産業社会学、または観光社会学の専門的知識に基づいて論理的に分析・解決できる能力を修得します。
  • 社会学分野における幅広くかつ深い学力を備え、問題発見・問題分析・問題解決の能力を持ち、行政機関、研究機関、企業、NPO・NGO などで、専門実務家、専門調査士として社会に貢献できる人材、さらに博士後期課程に進学して研究者を目指すのに必要な資質・能力を持つ人材の養成を目的としています。
博士後期課程
  • 現代における諸問題を広い視野から、社会福祉学、地域社会学、産業社会学、または観光社会学の専門的知識の深い理解をもち、従来の研究を発展させ、創造性の高い研究課題を自ら設定し遂行する能力を修得します。
  • 社会学分野における研究者、福祉医療、保育、地域、観光、公務など官民諸団体における調査・企画立案のできる専門家養成を目的としています。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

社会学研究科は,その教育目標に基づき以下のようなカリキュラムを編成しています。

  • 専門的な知識と方法論を体系的に学ぶために,基礎科目,専門科目,そして演習科目を設置しています。
    基礎科目には,「社会学理論特論」と「社会史特論」,専門科目には「産業社会学特論」,「心理療法・心理援助特論」,「観光社会学特論」など 15 講座が体系的に設置されています。
  • 身につけた知識や技術を援用して,現代社会の問題の解決と新たな価値の創造につなげていく能力を養うために演習科目を必修として,個別指導を行っています。
  • 人材養成プログラムとして,「公務員・企業での専門実務家を志望する者」「社会問題や心理問題に対処しうる教育的実践者を志望する者」「観光産業や情報産業における専門家を志望する者」,そして「研究者を志望する者」の 4 つを履修モデルとして設置し,履修者の便宜を図っています。

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