コモンズ(共有空間)としての大学
つながる、いつでも、どこでも、だれとでも
流通経済大学は、一人ひとりの学生を大事にする「誰一人取り残さないキャンパス」を掲げています。学生、教職員、そして街の人が誰でも出入りできる「原っぱ」のような大学でありたい。それを実現するのがRKUコモンズセンターの「使命」です。
であい、つながり、一緒に創る
本学の学生及び本学に関わる全ての人が、主体的に「学び」に取り組むことのできる環境を設けるとともに、学生、教職員・関係者、地域の人々が一体となってコモンズ(新しい社会システムを実現する共有の空間)を創造、推進します。
自治体や教育機関・民間団体等との連携
本学のキャンパスがある松戸市や龍ケ崎市、協定を結んでいる教育機関、地域の関連団体等と一緒に、様々な連携活動に取り組みます。
学長メッセージ
流通経済大学は、これまでキャンパスが所在する龍ケ崎市・松戸市ならびに茨城県・千葉県を中心に、地域との連携・地域への貢献という、大学が果たすべき重要な使命を積極的に推進してまいりました。そして前学長のもと、地域連携・貢献の実践をさらに活発化するため、2023年にRKUコモンズセンターを設立しました。「コモンズ」という言葉には、異なる組織の垣根を越えて人々がつながる、地域の皆さんと本学の学生・教職員が共に暮らす場=『共有空間』という意味が込められています。
流通経済大学は、学生・教職員と地域の皆さんとが“であい・つながる”「であうアート展」や、“であう・つながる・一緒につくる”「海の日アートフェス」、そして、地域の小中学校と本学学生が協働して学習する「龍・流連携事業」など、様々な取り組みを実施してきました。今後も、地域から愛され、必要とされる大学として、大学が果たすべき役割を模索しながら、コモンズセンターを核として、積極的に地域連携・貢献活動を進めてまいります。
学長 片山直登
センター長メッセージ
流通経済大学新松戸キャンパスには、門も塀もありません。歩道から誰でも敷地の中に足を踏み入れることができます。この開かれたキャンパスを舞台に、いつでも、どこでも、誰とでも向き合い、ともに行動する。これがコモンズセンターの基本姿勢です。 大学と地域との関わりを表す言葉に「貢献」、「連携」というものがあります。私たちはあえて、「共生」という言葉を選びたいと思います。地域のみなさんと学生、教職員が様々な関係を取り結び、ともに暮らす。その実現のために、障がいを持つ作家さんの展示を通じて「出会いの場」を創出する「であうアート展」や、学生と地域の皆さんがともにつくる「海の日アートフェス」などを開催しています。共生社会の実現のため、流通経済大学は何ができるのか。地域のみなさんとともに考え、未来を創り上げていきたいと思います。
RKUコモンズセンター長 龍崎 孝