
社会学部
社会学科
新松戸
こんなことを学びます
地域の人々や社会と関わり合い、
体験的に学びながら理論と実践をつなげる
社会学科では地域のさまざまなフィールドに出かけます。学生自らイベントを企画・実施することで、理論と実践の双方向から学びを深めます。課題やニーズの発見、望ましい共生社会づくりについて考える力を習得します。


人間と社会について学び
私たちのより良い
持続可能な未来を考える
人間と社会を知り、誰一人取り残さない社会を実現するための知識・技術を身につけることで、卒業後、ビジネスでの活躍ができます。

実践的・実証的な
学びを重視
フィールドワークやアンケート調査を行う社会調査、人の心と行動を分析する心理学実験を通して、人間と社会を理解する方法を学びます。

国家資格をはじめ対人支援に
関する各種資格取得をサポート
保育士、児童指導員、認定心理士、メンタルヘルス・マネジメント検定、統計検定などの資格取得サポートが充実。資格は就職活動でもプラスになります。
ジャーナリズム論演習
制作現場に参加してジャーナリズムを体験
ジャーナリズム論演習では、日々発生している社会事象を捉えながら、その本質と伝えるべき情報について検討します。また実際のジャーナリズムやアート、エンターテインメントの制作の現場(テレビ局や新聞社など)を見学・体験することで、その制作過程を学びます。

保育実習
大学での学びを現場で実践してみる
保育士の資格取得のために、保育園などで実習をします。「現場で」経験することは大学で学んだことを確認し、身につける大切な機会になります。子どもの健やかな育ちを支える保育士の役割は多様で、学ぶことは簡単ではありませんが、学生は子どもとの関わりの中で力をもらい頑張っています。

ゼミ紹介

1年生から始めるゼミ下司ゼミ
さまざまな人との触れ合いを通じ
人間の持つ可能性を見つけていく
障がい児・者に関するさまざまな社会的事象について、文献を調べ、発表とグループディスカッションを行い、課題を掘り下げます。テーマに応じてゲームの要素を取り入れたり、フィールドワークを行ったりして、体験的に学びを深めます。例えば、障がい者アートの鑑賞を通して、自己表現の多様性や重要性、人間の持つ能力の可能性、障がい者福祉・雇用の現状と課題などについて考えます。また、障がい児の参加するイベントでボランティアを行い、当事者との触れ合いから「障がいとは何か」「支援者として大切なこと」を五感で学びます。
学生VOICE
地元で起こる問題を解決するための知識と
もともと興味のあった学問その2つの相乗効果に期待
社会学部 社会学科2年
大竹 智也さん
高校生の頃に地元・新潟の若者の流出について考える機会があったことをきっかけに社会学科に進み、現在もその問題を研究課題にしています。もともと興味があった心理学も学んでいるのですが、その知識をもとに若い世代の心理や考えをつかみ、県外に流出する人を減らす対策を考えたいです。

社会学科の時間割例
MON | TUE | WED | THU | FRI | |
---|---|---|---|---|---|
1限 9:00~10:30 |
性格心理学 | 社会保障論Ⅰ | 2年演習(ゼミ) | ||
2限 10:45~12:15 |
地域福祉論Ⅰ | 教育社会学 | English Communication 初級Ⅰ |
臨床心理学概説 | |
3限 13:05~14:35 |
対人関係論 | ||||
4限 14:50~16:20 |
社会学研究法Ⅰ (量的調査) |
ジャーナリズム論 | |||
5限 16:35~18:05 |
教員 VOICE
キーワードで知る
安心して過ごせる社会を
共に作り出すための学び
学びの分野 | 人と人の関係を 学ぶ「心理学」 |
現代の社会問題に 挑む「メディア・社会学」 |
子どもを育み、人を支える 「保育・ソーシャルワーク」 |
さまざまな科目を 自由に組み合わせる 「地域総合探求」 |
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学びのキーワード | コミュニケーション 錯覚 印象形成 消費者心理 心の健康 思い込み |
SNS 教育 ジャーナリズム 社会調査 統計 地域 |
保育士 子育て支援 少子高齢化 福祉マインド 障がい ジェンダー平等 不平等是正 |
イベント企画 アートプロジェクト まちづくり つくる・つかう責任 |
共通・実践科目 |
必修科目・基礎科目
キャリア科目
など |
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基礎・発展科目 | 学習心理学 行動分析学 産業組織心理学 臨床心理学概説 対人関係論 社会心理学 心理学基礎実験 行動経済学 など |
社会学史 社会システム論 マス・コミュニケーション論 教育社会学 社会学研究法 ジャーナリズム論 社会調査実習 など |
社会的養護 保育内容総論 障害児保育 老人福祉論 保育実習 ソーシャルワーク実践演習 など |
自分の課題、興味・関心に応じて選択 アートプロデュース論 ジャーナリズム論演習 ソーシャリー・エンゲイジド・アート実践 地域社会学 など |
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将来予想される進路 |
◯一般企業の人事・接客・営業・企画担当 ◯国家・地方公務員 |
◯国家・地方公務員 ◯一般企業の人事・労務・広報担当 ◯マスコミ ○リサーチ会社 |
◯保育所、乳児院、児童養護施設 ◯障がい者支援施設や特別養護老人ホームなどの福祉現場 ◯国家・地方公務員 |
◯一般企業 ◯国家・地方公務員 ○マスコミ ○エンターテインメント ○プロデューサー |
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資格
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- 関連する資格講座
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- 公務員試験(市役所・県庁対策)基礎・直前講座
- 公務員試験対策スタートアップ講座
- ピアヘルパー受験講座
- メンタルヘルス・マネジメント受験講座
- 統計検定3級受験講座
- 取得可能な教員資格等
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- 中学校教諭一種免許状「社会」
- 高等学校教諭一種免許状「公民」
社会学科3つのポリシー
卒業認定・学位授与の方針
(ディプロマ・ポリシー)
社会学科では、「産業、社会、文化、地域、教育、福祉等にかかわる諸問題に適切に対応しうる実証的な思考能力と行動力を備えた人材の養成」を目指しており、所定の単位を修得し、以下のような知識や技能、態度を身に付けた学生の卒業を認定し、学士(社会学)の学位を授与します。
- 【ゆたかな教養】
DP1
様々な分野で創造性と人間性を発揮し、広く社会に貢献できる豊かな教養、そして多様な文化を理解し自己の意思を表現するための外国語運用能力、また生涯学び成長し続けていくための土台を築き、卒業後のキャリアを自ら構想する能力を身に付けている。
- 【知識と技能】
DP2-1
社会学や心理学を基盤とした実践的・実証的な社会科学の知識・技能、またその成果を社会に還元しようとする姿勢を身に付けている。
DP2-2
実践に基づいた社会学、心理学、社会福祉学、保育学のいずれかひとつ、または複数についての専門的知識・技能を身に付けている。
- 【問題発見と解決力】
DP3
知識やスキルの活用能力、批判的・論理的思考力、表現能力、他者の思いや考えを受け取る力、および自ら問題を発見し解決を試みる能動的な姿勢を身に付けている。
- 【コミュニケーション力と社会貢献力】
DP4
多様な価値観をもつ人々との相互理解を実現するコミュニケーション力を備えるとともに、知識・技能を活かして社会に学び社会に貢献する意欲と態度を身に付けている。
教育課程編成・実施の方針
(カリキュラム・ポリシー)
社会学科では、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げた能力を修得させるために、以下のような教育内容および教育方法に基づき教育課程表(カリキュラム)を体系的に編成・実施するとともに、教育評価を行います。
- 【教育内容】
CP1
広く社会に貢献できる教養豊かで視野の広い人材の育成に向け、人文科学、社会科学、自然科学に対する理解を深める教養基礎科目を配置する。(DP1)
CP2
多様な文化を理解し自己の意思を表現することができるように、外国語科目を配置する。(DP1)
CP3
専門的知識を体系的に学ぶための基盤を身に付けることができるように、情報科目を配置する。(DP1)
CP4
生涯、学び成長し続けていくための土台を築くことができるように、キャリア科目を配置する。(DP1)
CP5
社会学を基盤とし、実践的・実証的な社会科学の知識・技能を身に付けることができるように社会学および心理学の基礎・研究法等の科目を配置する。(DP2-1)
CP6
社会学、心理学、社会福祉学、保育学の領域において、専門的な知識・技能を身に付けることができるように、専門科目(講義)および実習・演習科目を配置する。(DP2-2)
CP7
コミュニケーション力を育成するとともに、自ら問題を発見し解決を試みる能動的な姿勢をもつことができるように、1学年から4学年まで演習(ゼミ)を配置する。また、卒業論文を課すことによって、各自の学習成果を社会に還元できるようにする。(DP3、DP4)
【教育方法】
- 各学年に必修科目として演習(ゼミ)を開設し、アクティブ・ラーニングを通じ、学生の能力・資質に応じた少人数教育を実施する。
- 専門科目においては、講義、演習、実習の3種類を効果的に配置し、それぞれの授業形態の特性を活かしたアクティブ・ラーニングを実施する。
- 「PBL型教育」を積極的に実施し、また現代社会の現場を体験できる多彩なフィールドワークを提供することで問題発見・問題解決能力と積極的な行動力を育成する。
- 資料配布、課題提出および質疑応答ならびにオンデマンド授業を効果的かつ円滑に行うため、学習支援システムを活用する。
- 卒業論文を必修とし、4年間の学びで培った社会科学的思考法および調査・研究法に基づき、実証的かつ論理的な文章を用いて、社会の諸問題を自ら分析・考察できる力を涵養する。
- 他者に理解してもらえるように伝えるとともに、自らの今後の課題を発見するために各自の学修成果を発表する学会形式の卒業論文発表の機会などを用意する。
【教育評価】
- 授業科目の達成度評価は、シラバスに明示した到達目標、成績評価の基準と成績評価方法にしたがって、定期試験やレポート、小テスト、実技および発表や報告、質疑などを多面的に組み合わせて行う。
- 教育評価は、教育課程レベルについてのアセスメントプランにしたがって、実施する。