


社会学部
社会学科
新松戸
産業、社会、文化、地域、教育、福祉などに
関わる諸問題に適切に対応しうる
実証的な思考能力と行動力を備えた
人材を養成します。
こんなことを学びます

人間と社会について学び
私たちのより良い未来を考えます
人間と社会を知ることで、ビジネスで活躍し、社会貢献するための知識・技術を身につけます。


実践的・実証的な
学びを重視します
フィールドワークやアンケート調査を行う社会調査、そして人の心と行動を分析する心理学実験を通して、人間と社会を理解する方法についての知識・技術を身につけます。さらに対人支援の演習もあります。

実学を重視しているRKUだからこそ、
地域の中で実践的に学べる

国家資格をはじめ対人支援に
関する各種資格取得をサポート
保育士、児童指導員、認定心理士、メンタルヘルス・マネジメント検定などの資格取得に向けたサポートが充実しています。資格取得は知識の習得を助け、就職活動でもプラスとなります。

さまざまな社会問題の実態を明らかに
私たちは社会に関するさまざまな問題に直面します。社会調査実習では、私たちが感じる身近な問題や社会現象について、アンケートやインタビュー、フィールドワークなどを通じて解明します。調査は学生が主体的に企画して進めていきます。実習を通してスキルを身につければ、マーケティング・リサーチをはじめ、将来のキャリアでの問題の解明に活かすことができます。

実験を通して学ぶ心理学の基礎
心理学基礎実験では、学生自身が実験者になったり、実験参加者になったりして体験的に心理学を学びます。目の錯覚が生じる理由、できないことができるようになる過程、人間の情報処理過程などを題材として、実験実施時のポイント、データ分析の方法などを学びます。ここで学んだ知識は、日常生活の疑問について実験を通して答えを見つけるための重要なステップとなります。

ゼミ紹介

1年生から始めるゼミ下司ゼミ
社会と障がいについて考える
障がい児・者に関するさまざまな社会的事象について、文献を調べ、発表とグループディスカッションを行い、課題を掘り下げます。テーマに応じてゲームの要素を取り入れたり、フィールドワークを行い、体験的に学びを深めます。例えば、障がい者アートの鑑賞を通して、自己表現の多様性や重要性、人間の持つ能力の可能性、障がい者福祉・雇用の現状と課題などについて考えます。また、障がい児の参加するイベントでボランティアを行い、当事者との触れ合いから「障がいとは何か」「支援者として大切なこと」を五感で学びます。
学生VOICE
身近にある多様な課題について
理解を深める。
社会学部
社会学科3年
鈴木 愛理さん

私は1年生のときから保育士の資格取得を目指しており、保育に関して経験が豊富で1年生から授業を担当してくださっている米原先生のゼミに入りました。ゼミでは、社会的マイノリティ、障がい者、就活セクシズム、DVなど、身近な社会に関する課題について全員で意見を出し合い理解を深めています。私たち学生が中心となってグループワークを進めるため、議論を進める力が身につき、一人ひとりの意見をしっかり受け止め、お互いに認め合うこともできるようになりました。
社会学科の時間割例
MON | TUE | WED | THU | FRI | |
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1限 9:00~10:30 |
子育て支援 | ||||
2限 10:45~12:15 |
適応の心理 | 保育実習指導Ⅱ | ソーシャルワーク 実践演習 |
||
3限 13:05~14:35 |
保育実習指導Ⅰ | ||||
4限 14:50~16:20 |
スポーツ科学Ⅱ | 現代女性論Ⅱ | 乳児保育演習 | ||
5限 16:35~18:05 |
3年演習 (ゼミ) |
教員 VOICE
LEARNING
体験して身につける、4つの学び
学びの分野 | メディアと社会の 問題にいどむ 「社会学」 |
人とひととの関係を 学ぶ「心理学」 |
子どもを育む保育士 「保育学」 |
人を支える援助を 体感する 「社会福祉学」 |
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学びの内容 | グローバル化が進み、スマホやSNSが普及する現代。複雑化する社会の問題を見つめ、時に街に出て生の声に触れながらその解決策を探ります。社会調査の基礎や手法、そしてジャーナリズムについても学べます。 | 魅力的な人とはどんな人か、チームワークはどのようにして作られるのかといった問題について、実験や調査を通して、知識を身につけます。認定心理士やピアヘルパーなどの資格取得をサポートします。 | 子どもたちの健全な育成や親支援のために、幅広い知識を身につけるのが「保育学」。社会学、心理学、社会福祉学をベースに保育の理論と実践を学び、豊かな感性を備えた保育士を目指します。 | 少子高齢化や格差の問題を抱える今、さまざまな場面で困っている人々を支援するための、知識や技術を修得します。社会福祉主事や児童指導員などの資格取得が可能です。 |
共通・実践科目 |
![]() 社会学概論
方法論概説 心理学概論 社会福祉原論 保育原理 ![]() キャリアデザイン
インターンシップ 日本通運寄付講座 野村證券寄付講座 など |
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基礎・発展科目 | 社会学史 社会システム論 マス・コミュニケーション論教育社会学 社会学研究法 ジャーナリズム論演習 社会調査実習 など |
学習心理学 行動分析学 産業組織心理学 臨床心理学概説 対人関係論 社会心理学 心理学基礎実験 など |
社会的養護 保育内容総論 乳児保育 障害児保育 子ども家庭支援論 保育実習 保育実践演習 など |
老人福祉論 子ども家庭福祉論 地域福祉論 障害者福祉論 介護福祉論 ソーシャルワーク実践演習 など |
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将来予想される進路 |
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業界別就職状況
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資格
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- 関連する資格講座
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- 公務員試験(市役所・県庁対策)基礎・直前講座
- 公務員試験対策スタートアップ講座
- ピアヘルパー受験講座
- メンタルヘルス・マネジメント受験講座
- 取得可能な教員資格等
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- 中学校教諭一種免許状「社会」
- 高等学校教諭一種免許状「公民」
社会学科3つのポリシー
卒業認定・学位授与の方針
(ディプロマ・ポリシー)
社会学科では、「産業、社会、文化、地域、教育、福祉等にかかわる諸問題に適切に対応しうる実証的な思考能力と行動力を備えた人材の養成」を目指しており、所定の単位を修得し、以下のような知識や技能、態度を身に付けた学生の卒業を認定し、学士(社会学)の学位を授与します。
- 【ゆたかな教養】
DP1
様々な分野で創造性と人間性を発揮し、広く社会に貢献できる豊かな教養、そして多様な文化を理解し自己の意思を表現するための外国語運用能力、また生涯学び成長し続けていくための土台を築き、卒業後のキャリアを自ら構想する能力を身に付けている。
- 【知識と技能】
DP2-1
社会学や心理学を基盤とした実践的・実証的な社会科学の知識・技能、またその成果を社会に還元しようとする姿勢を身に付けている。
DP2-2
実践に基づいた社会学、心理学、社会福祉学、保育学のいずれかひとつ、または複数についての専門的知識・技能を身に付けている。
- 【問題発見と解決力】
DP3
知識やスキルの活用能力、批判的・論理的思考力、表現能力、他者の思いや考えを受け取る力、および自ら問題を発見し解決を試みる能動的な姿勢を身に付けている。
- 【コミュニケーション力と社会貢献力】
DP4
多様な価値観をもつ人々との相互理解を実現するコミュニケーション力を備えるとともに、知識・技能を活かして社会に学び社会に貢献する意欲と態度を身に付けている。
教育課程編成・実施の方針
(カリキュラム・ポリシー)
社会学科では、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げた能力を修得させるために、以下のような教育内容および教育方法に基づき教育課程表(カリキュラム)を体系的に編成・実施するとともに、教育評価を行います。
- 【教育内容】
CP1
広く社会に貢献できる教養豊かで視野の広い人材の育成に向け、人文科学、社会科学、自然科学に対する理解を深める教養基礎科目を配置する。(DP1)
CP2
多様な文化を理解し自己の意思を表現することができるように、外国語科目を配置する。(DP1)
CP3
専門的知識を体系的に学ぶための基盤を身に付けることができるように、情報科目を配置する。(DP1)
CP4
生涯、学び成長し続けていくための土台を築くことができるように、キャリア科目を配置する。(DP1)
CP5
社会学を基盤とし、実践的・実証的な社会科学の知識・技能を身に付けることができるように社会学および心理学の基礎・研究法等の科目を配置する。(DP2-1)
CP6
社会学、心理学、社会福祉学、保育学の領域において、専門的な知識・技能を身に付けることができるように、専門科目(講義)および実習・演習科目を配置する。(DP2-2)
CP7
コミュニケーション力を育成するとともに、自ら問題を発見し解決を試みる能動的な姿勢をもつことができるように、1学年から4学年まで演習(ゼミ)を配置する。また、卒業論文を課すことによって、各自の学習成果を社会に還元できるようにする。(DP3、DP4)
【教育方法】
- 各学年に必修科目として演習(ゼミ)を開設し、アクティブ・ラーニングを通じ、学生の能力・資質に応じた少人数教育を実施する。
- 専門科目においては、講義、演習、実習の3種類を効果的に配置し、それぞれの授業形態の特性を活かしたアクティブ・ラーニングを実施する。
- 「PBL型教育」を積極的に実施し、また現代社会の現場を体験できる多彩なフィールドワークを提供することで問題発見・問題解決能力と積極的な行動力を育成する。
- 資料配布、課題提出および質疑応答ならびにオンデマンド授業を効果的かつ円滑に行うため、学習支援システムを活用する。
- 卒業論文を必修とし、4年間の学びで培った社会科学的思考法および調査・研究法に基づき、実証的かつ論理的な文章を用いて、社会の諸問題を自ら分析・考察できる力を涵養する。
- 他者に理解してもらえるように伝えるとともに、自らの今後の課題を発見するために各自の学修成果を発表する学会形式の卒業論文発表の機会などを用意する。
【教育評価】
- 授業科目の達成度評価は、シラバスに明示した到達目標、成績評価の基準と成績評価方法にしたがって、定期試験やレポート、小テスト、実技および発表や報告、質疑などを多面的に組み合わせて行う。
- 教育評価は、教育課程レベルについてのアセスメントプランにしたがって、実施する。