共創社会学部

Collaborative
Regional Sociology

共創社会学部

地域人間科学科

学科の特長

  • 人間と社会について学び
    持続可能な
    私たちの未来を考える

    人間と社会を知り、誰一人取り残さない社会を実現するための知識・技術を身につけることで、卒業後、ビジネスの場においても活躍ができます。

  • 実践的・実証的な
    学びを重視

    フィールドワークやアンケート調査を行う社会調査、人の心と行動を分析する心理学実験を通して、人間と社会を理解する方法を学びます。

  • 国家資格をはじめ
    対人支援に関する
    各種資格取得をサポート

    保育士、認定心理士、メンタルヘルス・マネジメント検定、統計検定などの資格取得サポートが充実。資格は就職活動でもプラスになります。

学びの分野

  • 人と人の関係を学ぶ

    心理学

    コミュニケーション 錯覚 消費者心理 心の健康

    魅力的な人とはどのような人なのか?チームワークはどのようにして作られるのか?といった社会で生きていく上で出会う問題について、実験や調査を通して、知識を身につけます。
  • 現代の社会問題に挑む

    メディア・社会学

    SNS 教育 社会調査 ジャーナリズム

    ネットやSNSの存在がリアルな人とのつながりの在り方を大きく変えている現代。社会調査の基礎や手法を学び、複雑化する社会の問題を見つめ、その解決策を探ります。
  • 子どもを育み、人を支える

    保育・ソーシャルワーク

    保育士 子育て支援 少子高齢化 福祉マインド

    誰もが生活する中で必要となる、他者を支援することについて学び、理解を深めていきます。子どもの育ちや子育て支援のための幅広い知識や技術も身につきます。また福祉について体系的に学び、対人援助に必要な実践力を養います。保育士の資格を取ることもできます。
  • さまざまな科目を自由に組み合わせる

    地域総合探究

    イベント企画 アートプロジェクト SDGs まちづくり

    今、世界や日本では少子高齢化や格差などの問題があります。さまざまな分野の講義を受講することで複雑化する社会の問題を見つめ、時に身近な地域に出て生の声に触れながらその解決策を探ります。

学生VOICE

さまざまな人たちと直に関わることで
広い世界に対する興味があふれ出してくる

地域人間科学科の魅力は、さまざまな人と関わる機会が多いことです。私はゼミを通して、「であうアート展 in 釜石」というイベントに参加しました。もともとコミュニケーションが苦手だったのですが、他学部の学生や地域の方々と触れ合う中で、もっとたくさんの人と関わりたいという思いが芽生えました。成長のきっかけを自らで探し出すことのできる学科だと感じています。

共創社会学部 地域人間科学科 3年

坂本 淳哉さん

地域人間科学科の時間割例

坂本さんの一週間(2年次)

MON TUE WED THU FRI
1限
9:00〜10:30
適応の心理 知覚心理学 2年演習
2限
10:45〜12:15
親子関係の心理 キャリアデザインⅡ 行動分析学 グローバル化と文化
3限
10:45〜12:15
社会学Ⅱ English
Communication
初級Ⅱ
社会福祉
原論Ⅱ
社会心理学
4限
10:45〜12:15
5限
10:45〜12:15

4年間の学びの流れ

1年生

学びの分野
地域総合探求 *自分の課題に応じて科目を自由に選択
心理学
メディア・社会学
保育・ソーシャルワーク
必修科目
基本科目
  • 1年演習
  • 情報リテラシー演習
  • データリテラシー演習
必修科目
基本科目
  • 方法論概説
  • 社会学概論
選択必修科目
専門基礎科目
  • 心理学概論ⅠⅡ
  • ボランティア実践ⅠⅡ
  • コンテンポラリー・アート概論ⅠⅡ
  • 社会福祉原論ⅠⅡ
  • 保育原理
  • 社会的養護Ⅰ
  • 保育内容総論
  • 保育内容の理解と方法(身体表現)Ⅰ
  • 保育内容の理解と方法(造形表現)Ⅰ
  • 保育内容の理解と方法
    (言語・音楽表現)ⅠⅡ
必修科目
基本科目
  • 情報学概論ⅠⅡ

2・3年生

学びの分野
地域総合探求 *自分の課題に応じて科目を自由に選択
心理学
メディア・社会学
保育・ソーシャルワーク
必修科目
基本科目
  • 2年演習
  • 3年演習
必修科目
基本科目
  • 対人関係論
  • 社会心理学
  • 臨床心理学概説
  • 実践臨床心理学
  • カウンセリング
  • 学習心理学
  • 行動分析学
  • 知覚心理学
  • 認知心理学
  • 行動経済学
  • 発達心理学
  • 児童心理学
  • 産業組織心理学
  • 性格心理学
  • 適応の心理
  • 学校心理学
  • 親子関係の心理
  • 社会学概論
  • 社会学史
  • 産業社会学
  • 社会階層論
  • 地域社会学
  • 社会システム論
  • ジェンダー論
  • 社会病理学
  • 家族社会学
  • 教育社会学
  • 文化人類学
  • グローバル化と文化
  • 法社会学
  • マス・コミュニケーション論
  • メディア社会学演習
  • ジャーナリズム論
  • ジャーナリズム論演習
  • 老人福祉論
  • 介護福祉論
  • 子ども家庭福祉論
  • 障害者福祉論
  • 地域福祉論ⅠⅡ
  • 社会保障論ⅠⅡ
  • 保健医療
  • 公的扶助論
  • 保育者論
  • 子ども家庭支援論
  • 子ども家庭の支援法
  • 社会的養護Ⅱ
  • 子どもの食と栄養
  • 保育の心理学
  • 子どもの理解と援助
  • 保育の計画と評価
  • 子育て支援
  • 乳児保育
  • 乳児保育演習
  • 保育内容の理解と方法(身体表現)Ⅱ
  • 保育内容の理解と方法(造形表現)Ⅱ
  • 保育内容の理解と方法(言語・音楽表現)Ⅲ
  • 保育内容演習(健康)
  • 保育内容演習(人間関係)
  • 保育内容演習(環境)
  • 保育内容演習(言葉)
  • 保育内容演習(表現)
  • 子どもの健康と安全
  • 子どもの保健
  • 障害児保育
選択必修科目
専門基礎科目
  • 心理学研究法ⅠⅡ
  • 消費者行動論ⅠⅡ
  • 心理学基礎実験ⅠⅡ
  • 社会学研究法Ⅰ(量的調査)
  • 社会学研究法Ⅱ(質的調査)
  • ソーシャリー・エンゲイジド・アート実践ⅠⅡ
  • アートプロデュース論
  • 社会調査実習
  • 保育実習事前指導
  • ソーシャルワーク実践演習
  • 保育実習指導ⅠⅡ
  • 保育実習ⅠⅡ
必修科目
基本科目
  • 人的資源管理論ⅠⅡ
  • マーケティング論ⅠⅡ
  • 広告論ⅠⅡ
  • NX(日本通運)寄付講座ⅠⅡ
  • 全国通運連盟寄付講座
  • 野村證券寄付講座

4年生

学びの分野
地域総合探求 *自分の課題に応じて科目を自由に選択
心理学
メディア・社会学
保育・ソーシャルワーク
必修科目
基本科目
  • 4年演習
  • 卒業論文
選択必修科目
専門基礎科目
  • 保育実践演習
選択科目
学科共通科目
  • 保育実習指導ⅢⅣ
  • 保育実習ⅢⅣ
目指せる進路
  • 一般企業の人事・接客・営業・企画・労務・広報担当
  • 国家・地方公務員
  • 保育所、乳児院、児童養護施設
  • 障がい者支援施設や特別養護老人ホームなどの福祉現場
  • マスコミ
  • リサーチ会社
  • エンターテインメント
  • プロデューサー
  • など

卒業生VOICE

社会学も心理学も幅広く学んで得た
多角的な視点

2023年3月 社会学部 社会学科
(現:共創社会学部 地域人間科学科)卒業

小谷 眞由さん

中学生の頃の職業体験がきっかけで公務員に興味を持ち、いずれは生まれ育った埼玉県加須市で働きたいと考えていました。大学1年生のうちから就職キャリア支援センターに通い、公務員試験に詳しい教授を紹介してもらったり、勉強方法をアドバイスしてもらったりしていました。公務員は3年単位で経験のない部署に異動することが多いと聞き、幅広い知識や経験が必要と考え、社会階層論やジェンダー論などの社会学系の科目に限定せず、公的扶助論や社会心理学なども学んだことで、多角的な視点を得られたと感じています。大学で得た多様な学びを活かし、加須市のまちづくりに貢献したいと考えています。


卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

地域人間科学科では、「産業、社会、文化、地域、教育、福祉等にかかわる諸問題に適切に対応しうる実証的な思考能力と行動力を備えた人材の養成」を目指しており、所定の単位を修得し、以下のような知識や技能、態度を身に付けた学生の卒業を認定し、学士(社会学)の学位を授与します。

  • 【ゆたかな教養】
  • DP1

    様々な分野で創造性と人間性を発揮し、広く社会に貢献できる豊かな教養、そして多様な文化を理解し自己の意思を表現するための外国語運用能力、また生涯学び成長し続けていくための土台を築き、卒業後のキャリアを自ら構想する能力を身に付けている。

  • 【知識と技能】
  • DP2-1

    社会学や心理学を基盤とした実践的・実証的な社会科学の知識・技能、またその成果を社会に還元しようとする姿勢を身に付けている。

  • DP2-2

    実践に基づいた社会学、心理学、社会福祉学、保育学のいずれかひとつ、または複数についての専門的知識・技能を身に付けている。

  • 【問題発見と解決力】
  • DP3

    知識やスキルの活用能力、批判的・論理的思考力、表現能力、他者の思いや考えを受け取る力、および自ら問題を発見し解決を試みる能動的な姿勢を身に付けている。

  • 【コミュニケーション力と社会貢献力】
  • DP4

    多様な価値観をもつ人々との相互理解を実現するコミュニケーション力を備えるとともに、知識・技能を活かして社会に学び社会に貢献する意欲と態度を身に付けている。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

地域人間科学科では、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げた能力を修得させるために、以下のような教育内容および教育方法に基づき教育課程表(カリキュラム)を体系的に編成・実施するとともに、教育評価を行います。

  • 【教育内容】
  • CP1

    広く社会に貢献できる教養豊かで視野の広い人材の育成に向け、人文科学、社会科学、自然科学に対する理解を深める教養基礎科目を配置する。(DP1)

  • CP2

    多様な文化を理解し自己の意思を表現することができるように、外国語科目を配置する。(DP1)

  • CP3

    専門的知識を体系的に学ぶための基盤を身に付けることができるように、情報科目を配置する。(DP1)

  • CP4

    生涯、学び成長し続けていくための土台を築くことができるように、キャリア科目を配置する。(DP1)

  • CP5

    社会学を基盤とし、実践的・実証的な社会科学の知識・技能を身に付けることができるように社会学および心理学の基礎・研究法等の科目を配置する。(DP2-1)

  • CP6

    社会学、心理学、社会福祉学、保育学の領域において、専門的な知識・技能を身に付けることができるように、専門科目(講義)および実習・演習科目を配置する。(DP2-2)

  • CP7

    コミュニケーション力を育成するとともに、自ら問題を発見し解決を試みる能動的な姿勢をもつことができるように、1学年から4学年まで演習(ゼミ)を配置する。また、卒業論文を課すことによって、各自の学習成果を社会に還元できるようにする。(DP3、DP4)

【教育方法】

  1. 各学年に必修科目として演習(ゼミ)を開設し、アクティブ・ラーニングを通じ、学生の能力・資質に応じた少人数教育を実施する。
  2. 専門科目においては、講義、演習、実習の3種類を効果的に配置し、それぞれの授業形態の特性を活かしたアクティブ・ラーニングを実施する。
  3. 「PBL型教育」を積極的に実施し、また現代社会の現場を体験できる多彩なフィールドワークを提供することで問題発見・問題解決能力と積極的な行動力を育成する。
  4. 資料配布、課題提出および質疑応答ならびにオンデマンド授業を効果的かつ円滑に行うため、学習支援システムを活用する。
  5. 卒業論文を必修とし、4年間の学びで培った社会科学的思考法および調査・研究法に基づき、実証的かつ論理的な文章を用いて、社会の諸問題を自ら分析・考察できる力を涵養する。
  6. 他者に理解してもらえるように伝えるとともに、自らの今後の課題を発見するために各自の学修成果を発表する学会形式の卒業論文発表の機会などを用意する。

【教育評価】

  1. 授業科目の達成度評価は、シラバスに明示した到達目標、成績評価の基準と成績評価方法にしたがって、定期試験やレポート、小テスト、実技および発表や報告、質疑などを多面的に組み合わせて行う。
  2. 教育評価は、教育課程レベルについてのアセスメントプランにしたがって、実施する。

地域人間科学科 TOPICS

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