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「なんだか気になる流通情報」 vol.7

流通情報学部には、流通、物流、情報、さらには心理学、言語学、文学、日本語教育などを専門とするさまざまな教員が所属しています。
流通情報学部に通うアンリとコウが、毎週ひとりずつ先生をインタビューしていきます!

アンリとコウについては、ロジ×未来サイトをご覧ください。

     

今週は、

「そもそも流通って何? 環境って何?」
古井 恒 教授です。

古井教授の教員紹介はこちら

古井先生が担当している講義について教えてください。


「流通概論」「環境概論」という科目を担当しています。
今回は「流通概論」を中心に。

講義の内容を教えてください。

概論というのは、入門編という位の意味です。生産(供給)
消費(需要)とを結ぶのが「流通」ですが、結び方にもいろいろ
あります。
商取引、物流、マーケティングなど様々な要素がありますよね。

その講義を受けるとどのようなことに役立ちますか。

すぐに役立つというほどの即効性はありません。
しかし、じっくりと賢い消費者に変身できるかも知れません。
同じカップヌードルがなぜスーパーとコンビニとでは、こんなに
値段が違うの?とかね

古井先生のゼミについて教えてください。

最近は若干、環境問題寄りになっているかも。
レジ袋有料化どうよ?とかね。
学生の関心事にいつもサグリを入れて、ディスカッションという
スタイルですかね。

古井ゼミの学生さんはどのような卒論を書いていますか。

卒論のテーマは何でもいいよ。
好きこそものの上手なれという言葉知ってます?とゼミ生に
迫っています。
結果、「水族館の動物の輸送に関する研究」とか「日本へのベトナム
農産品輸出」とかイロイロですね。

古井ゼミの学生さんはどのような進路を選んでいますか。

物流企業、小売業、まあこれもイロイロですね。
過去には東京メトロとか自動車学校とかの変り種もいましたが。
とはいえ、地元志向が強くなっている事は確かでしょう

古井先生が最近、関心をもっていることは何ですか。

少子高齢化社会は今後どうなっていくのか?
プラごみどうする?
ちょっと相手がデカ過ぎるかもと思っていますが。
子供の目が悪くなっているのも気になりますね。

古井先生が研究をはじめられたきっかけは何ですか。


もともと物流の畑の人ですが、なりゆきで流通や環境も勉強したら
今では学生に教える立場になってしまいました。
何とかなるものなのかも・・・

古井先生の趣味を教えてください。

鉄道で知らない町へ行き、そこら辺をフラフラ歩くこと。
これがコロナで完全にストップしてしまいました。
残念!

古井先生は大学生のとき、どんなことをしていましたか。

ひたすら勉強という訳では決してなく、「旅行研究会」(たびけん)に
所属し、あちこちフラフラしていました。合宿の北アルプスで見た
雷鳥さん、青森の小泊で食べたイカの一夜干しはいい思い出ですね。

高校生のうちにやっておいたほうがよいことは何ですか。


本屋さんや図書館で本の背表紙をひたすら眺めてみること
フッと手が伸びたらしめたものです。

古井先生からみて流通情報学部はどんなところですか。

身近なモノやコトの背後に実は巧妙な仕掛けがあったり、単に場当たり
的に並んでいたりという舞台裏を学べる場かも知れません。
皆さんの好奇心がエネルギーになります。

最後に高校生にひとことお願いします。

Don’t sleep through life! チコちゃん(5)見てます?!

古井先生、ありがとうございました。


次回は藤田 幸広 教授にインタビューします。お楽しみに!