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「なんだか気になる流通情報」 vol.13

流通情報学部には、流通、物流、情報、さらには心理学、言語学、文学、日本語教育などを専門とするさまざまな教員が所属しています。
流通情報学部に通うアンリとコウが、毎週ひとりずつ先生をインタビューしていきます!

アンリとコウについては、ロジ×未来サイトをご覧ください。

     

今週は、
「社会、ビジネスの世界における情報の流れ、物の流れをデザインする」
 
矢野 裕児
 教授
です。

矢野教授の教員紹介はこちら

矢野先生が担当している講義について教えてください。


「流通情報システム論」「災害ロジスティクス論」、毎回、
企業の方を講師としてお招きする実践講座の「ダイレクト
マーケティング
実践講座」「IoTロジスティクス実践講座」
「地域ロジスティクス実践講座」「物流マネジメント実践講座」
「日通寄付講座」、学生の皆さんとグループワークでテーマ
(千葉県産品を輸出する)を決めてディスカッション、プレゼン
テーションをしていく「プロジェクト学習」を担当しています。
災害時の物流や新技術がもたらす物流改革、物流危機に
関する模擬授業を公開していますので、
ぜひ見てください。
模擬授業はこちら

講義の内容を教えてください。

「流通情報システム論」では、ビジネスの世界で情報と物流を
どのように組み合わせ、マーケティングサプライチェーン
最適化していくか、企業事例も含めてお話ししています。
「災害ロジスティクス論」では、地震等の災害発生時に
物資をどのように届けるのか、企業のリスク対応
含めてお話ししています。

その講義を受けるとどのようなことに役立ちますか。

実践講座系の科目では、企業講師の方を年間に約90名お招きし、
実際のビジネスの世界におけるマーケティング、物流システム、
情報システムについてお話をしていただきます。
皆さんが学生時代に、直接、ビジネスの世界に触れることが
できる貴重な機会です。

矢野先生が最近、関心をもっていることは何ですか。

環境問題等のSDGsとロジスティクス、災害発生時の
ロジスティクス、アフターコロナとロジスティクス
などです。

矢野先生が研究をはじめられたきっかけは何ですか。


物流、ロジスティクスを全く知らずに、この世界に
入りました。いろいろと勉強すると、とても奥が深い
こと、そして私たちの生活にとても密着していること
から興味を持ち、今まで続けています。

矢野先生の趣味を教えてください。

旅行が趣味です。国内、外国いろいろなところに
行きました。しかしコロナでどこにも行くことが
できなくて、フラストレーションがたまっています。

矢野先生は大学生のとき、どんなことをしていましたか。

大学では建築、特に都市計画を勉強していました。
課題提出で、設計図、パースを書き、模型を作るなどして、
よく徹夜をしていました。
といっても、あらためて考えるとあまり面白くないデザイン
ばかりでした。

高校生のうちにやっておいたほうがよいことは何ですか。


皆さん自身が、どの分野でどのように社会に対して貢献し、
社会に価値を提供していくのかを常に考えて下さい。
そして、ぜひ自発性を持って、殻を破り、様々な
チャレンジをしてください。

矢野先生からみて流通情報学部はどんなところですか。

最新の社会の動き、企業の動きを最も肌で感じることが
できる学部です。
そして、これからのリアルとバーチャルが融合した社会を
デザインする学部です。

最後に高校生にひとことお願いします。

今から展開するのは、リアルとバーチャルが融合した、
本当の意味での21世紀の社会です。このような社会を担うのは、
21世紀に生まれたデジタルネイティブのみなさんです。
私たちと一緒に新しい社会を切り拓いていきましょう。

矢野先生、ありがとうございました。


次回は永岡 悦子 教授にインタビューします。お楽しみに!