受験生の方へ

卒業生インタビュー

卒業生インタビュー

より信頼される銀行になるために​
お客様の声からニーズを分析​

I.Yさん​

三菱UFJ信託銀行
株式会社勤務​

I.Yさん​

2017年3月 経済学部
経済学科卒業​

環境と経済発展の両立を考える

高校時代から環境問題に興味があり、大学では、環境経済学を学びたいと考えました。学べる大学を調べたところ、RKUに著名な環境経済学の教授がいることを知り、RKUに入学しました。大学で学ぶ中で、環境問題を解決するにもお金が必要であることや、経済を発展させつつ環境問題を解決するためには企業の社会貢献活動や利益追求との両立が大切だという思いが強くなりました。

そこで就職は、経済社会に影響力をもち、企業の経営に外部から関わることができる銀行業界を志望し、三菱UFJ信託銀行に入行することができました。RKUでは経済学の基礎をしっかり学び、経済問題の考え方や日本経済新聞の読み方などの講義を受けましたので、入行後、スムーズに業務に就くことができました。また、大学時代は浅草などで外国人に観光案内をするサークルで活動しました。メンバーには留学生も多かったため多様な考え方に触れたとともに、一生の友を得ることができました。​

膨大な情報と向き合い顧客ニーズ
を読み解く

信託銀行とは、預金や融資、為替業務といった銀行業務に加え、お客様からお預かりしたお金や不動産、債権等の財産の管理・運用、年金業務、不動産の仲介、相続相談など、幅広い業務を行う銀行です。その中で現在私は、コールセンターに寄せられたお客様からのお問合せやご意見を集計し、顧客ニーズを分析する仕事をしています。このとき、データからお客様はなぜそう仰ったのか、何について仰っているのかなどを正確に読み取り、わかりやすくまとめて上司に伝えることが重要です。

こうした積み重ねが、より良いサービスを生む基礎となります。たとえば現在、高齢社会を迎え認知症を患われる方が増えています。そこで当行では昨年、指定代理人がご高齢の方の口座からお金を引き出せたり、ご本人がお金を使うとご家族に通知したりするサービスを始めました。このようなお客様に寄り添った事業を展開できるのも、信託銀行の魅力です。​

I.Yさん​

プライバシーに配慮し、卒業生の名前はイニシャル
(姓・名)で記載しています。