受験生の方へ

在校生インタビュー

在校生インタビュー

情報分野の知識も活かし
物流の効率化を目指す

I.Tさん​

I.Tさん

流通情報学部 流通情報学科 4年
富山県出身

1年生から“実学主義”で業界を
深く知ることができる
自分の方向性が定まりました

本学では実学主義を掲げているように、1年生から企業を訪問する機会があります。私は物流企業を訪問し、配送センターの倉庫内で、商品の仕分けから管理の仕方、トラックへの積付けまでを見学しました。授業で学んだ、第三者企業が物流業務を一元管理するという3PL(サードパーティー・ロジスティクス)を、実際に自分の目で見て理解できたのが良かったです。また「物流」とは、宅配のような身近な輸送のことだと捉えていましたが、それは物流の一部分にすぎず、世の中の大半は企業間物流で成り立っていることも分かりました。

こうして早い段階で実学を体験できるのは、自分の将来の方向性を決める上で役に立つと感じています。事実、私は将来システムエンジニアになりたくて本学科に進学しましたが、企業訪問や授業をきっかけに、物流の奥深さに興味がわきました。そして今は、事業者向けに商品の在庫管理や倉庫の運営など、物流全体を管理する企業への就職を目指しています。​

リアルな声から課題を認識
就活でもアピール材料に!

1年生からのゼミは情報系を選択し、自動運転やIoT通信を使った情報管理などについて学んでいます。一方で授業は企業訪問をきっかけに、物流系の履修が多くなりました。特に印象に残っているのは、3年生の「ロジスティクス実践講座」です。物流企業の第一線で働く方が客員講師として来てくださり、物流業界の現状や、どのように変えていけばいいかといった将来像を講義してくれました。業界のことを深く知れた上に、現場のリアルな声を聞けた貴重な機会です。

この講義をきっかけに、現状を具体的に想像し、どう改善していけるかを意識しながら授業を受けるようになりました。こうした意識は、就職活動の際に即戦力として働けることをアピールするうえで、強みになると考えています。現在、日本で問題になっている少子高齢化は、物流業界でも人手不足と相まって早急に対策が必要です。物流の知識に、情報システム分野の知識を活かして、解決していきたいです。​

I.Tさん

プライバシーに配慮し、在校生の名前はイニシャル
(姓・名)で記載しています。
※掲載内容は2020年取材当時のものです。