受験生の方へ

在校生インタビュー

在校生インタビュー

教育者に必要な知識を
実学で身につけていく

T.Rさん

I.Mさん

スポーツ健康科学部 スポーツ健康科学科 3年
千葉県出身

保健体育教師は「体育」を
教えるだけじゃない
目標は、生徒に寄り添える教師

中学時代、生徒と真摯に向き合ってくれた保健体育の先生に憧れ、保健体育教師を目指しました。RKUへの進学を志望したのは、他大学と違い、1年生からゼミが始まることが大きいです。私が所属する大槻ゼミでは、自分が興味のあるスポーツに関するテーマについて調べて資料をつくり、みんなの前でプレゼンテーションを行います。教師になれば生徒の前に立つ機会が多くなるため、その練習になっていると感じています。

私は入学するまで、保健体育教師は「体育」を教えればいいと考えていましたが、プレゼンの経験も含めて、RKUでは良い意味で想像と違う学びがたくさんありました。スポーツの歴史や生徒の安全管理の学び、そして「教育心理学」もその一つです。LGBTQについて学んだことで、個性を理解する大切さに気づき、より人の気持ちを考えられるようになりました。将来は生徒たちに寄り添い、色々な悩みや相談事にも乗ってあげられる教師になりたいです。​

模擬授業から課題を発見
教育者の視点も養われる

2年生になると専門的な授業が始まります。「スポーツ教材研究」は、教師役が事前に作成した指導案に基づいて模擬授業を行い、それに対して生徒役から意見をもらいます。私の授業には「楽しかった」という感想の一方で、伝え方に関して指摘があり、改めて自分の説明力不足という課題を認識しました。

また、生徒が怪我しないよう周りをよく見る観察力の重要性や、今まで特に困ることなく体育の授業を受けられていた背景には、先生による細やかな配慮や工夫があったということにも気づきました。
例えば、これまで気にしたことのなかった校庭での立ち位置は、生徒たちが太陽に背を向けて立つことによって、正面から直射日光を浴びないよう考えられていたといったことです。この模擬授業を通じて、教育者としての視点が養われていると実感しています。3年生からは教育実習も始まるため、万全の態勢で臨めるようしっかり準備したいです。​

I.Mさん

プライバシーに配慮し、在校生の名前はイニシャル
(姓・名)で記載しています。
※掲載内容は2020年取材当時のものです。