流通情報学部・流通情報学科
教員VOICE
メーカーや卸売、小売。または災害現場で役立つ実学
例えば、朝に牛乳がなくなったから、外出の帰りに牛乳を買おうとしますね。しかし、すでに家族の人が買っていたり、買うのを忘れたり…。このような状況はお店でも起こります。過剰在庫や欠品などの問題を回避するため、求められる仕組みが「ロジスティクス管理」です。メーカーや卸売業者、小売業者などは、情報を共有しながら、必要なモノを適切なタイミングで届ける効率的な物流を目指しています。
インターネットで注文した商品が自宅に届くのも、コンビニで買いたいものが買えるのも、ロジスティクスが機能しているからこそ。それは企業経営に直結するものであり、私自身もロジスティクス管理の高度化を通じてトラック運送事業者の経営管理を研究しています。ゼミの学生たちは基礎から段階的に学び、3年生になると物流におけるAIと人間の共存方法や、ドライバーの増員方法など多様な研究に取り組んでいます。災害に見舞われた方々に救援物資を隅々まで届ける際にも役立つ実学です。ぜひロジスティクスの考えを一緒に身につけましょう。
『本日は、お日柄もよく』原田マハ著
これからプレゼンテーションやスピーチの機会が増えていきますが、相手の心に響く言葉、言葉のもつチカラを実感できる書籍です。
『知的複眼思考法』苅谷剛彦著
常識にとらわれてしまうと創造的な思考は生まれません。自分自身で調べ、理論を組み立てることの重要性を示す書籍です。