大槻教授がパブリック・コンペで『スポーツ長官賞』を受賞
スポーツ庁の第3回パブリック・コンペティション~もしもあなたがスポーツ庁長官だったら~で、スポーツ健康科学部の大槻毅教授が長官賞(最優秀賞相当)に選出されました。
国民のスポーツ実施率を向上させるアイディアを募った事業プラン部門では、応募者408人から6名が最終選考に進み、鈴木大地長官、古坂大魔王さん(お笑い芸人)、田中理恵さん(元体操競技選手)らによる審査で長官賞が決定されました。
「スポーツ×消防 ~医療費抑制と災害に強い街づくり~」と題した大槻教授の事業アイディアは、全国の消防署で高齢者対象の運動・防災教室を実施し、健康・体力づくりと救急救命技術の習得で医療費の抑制と防災力の強化を同時に達成しようというものです。大槻教授がアイディアに至った背景には、スポーツ健康科学部が「いのちの教育」として海浜実習や救急救命実習に取り組んできたことがあります。また、実現可能性が選考基準の一つであり、大槻教授が膳法准教授や吉川助教らと取り組んできた龍ケ崎市との連携事業(龍流連携)による運動教室の実績が評価されたものと思われます。龍ケ崎市の関係諸氏と運動教室に参加して下さった皆様に心から感謝いたします。
この事業アイディアは、スポーツ庁により事業化が検討される予定です。本学教員のアイディアや龍流連携事業の成果が国民の健康増進に役立てられますと幸いです。
表彰式は、後日、スポーツ長官室で実施される予定です。また、長官賞の副賞として大槻教授は「一日スポーツ庁長官」に就任する予定です。いずれも新型コロナウィルスの感染状況により中止される可能性はありますが、実施されたら改めてお知らせします。
(関連リンク)
スポーツ庁HP
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop05/list/detail/1413579_00002.htm
龍ケ崎市HP(龍流連携)
https://www.city.ryugasaki.ibaraki.jp/kyoiku/kyoiku/ryuuryuurenkei/index.html