共創社会学部 大学院 社会学研究科 社会学科

佐藤 純子

佐藤 純子

佐藤 純子(サトウジュンコ)

Junko Satoh

学位:博士(人間科学)

所属 (学部・職位・学内役職)

共創社会学部 大学院 社会学研究科 教授 (ダイバーシティ共創センター長、地域人間科学科)

連絡先/ホームページ

junsatoh☆rku.ac.jp (☆を@へ)

学歴/経歴

【最終学歴】
早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程満期修了退学
課程内博士学位取得 博士(人間科学)

【経歴】
2006年 早稲田大学人間科学部eスクール 教育コーチ
2007年 淑徳短期大学 こども学科非常勤講師
2008年 淑徳短期大学 社会福祉学科児童福祉コース専任講師
2011年 淑徳短期大学 こども学科准教授
2013年 特定非営利活動法人日本プレイセンター協会理事長
2015年 実践女子大学生活文化学科非常勤講師
2017年 淑徳大学短期大学部 こども学科教授
2022年度~現職

担当科目

子育て支援、社会的養護Ⅰ、社会的養護Ⅱ、保育実習指導、子ども家庭支援論、保育実践演習

授業・ゼミ

学生自身が探求心を持って主体的に学べるように、実践的な学習機会を設けていきます。保育士や社会福祉士の養成など、福祉人材の育成関わる科目を主として担当します。「してあげる・してもらう」の支援関係だけでなく、お互いに支えあう相互扶助の関係性の中で「人」は育まれ、それぞれの力が発揮されていくことをフィールドワークや授業を通して学んでいきます。

研究・専攻分野

保育学、社会福祉学、家族社会学

研究テーマ

・親が参画する子育て支援:プレイセンターの研究
・形成的な保育評価としてのラーニング・ストーリーに関する研究
・地域子育て支援及び家庭支援・保護者支援の研究
・ニュージーランドの保育実践研究 など

著書・論文・研究発表

【単著】
・『親こそがソーシャルキャピタル-プレイセンターにおける協働が紡ぎだすもの-』(大学教育出版、2012年)
【共著】
・『親が参画する保育をつくる: 国際比較調査をふまえて』(勁草書房、2014年、執筆:第10章「ニュージーランド:親も学ぶ幼児教育施設」)
・『早わかり 子ども・子育て支援新制度』(ぎょうせい出版、2015年、編著代表、執筆:序章「子ども・子育て支援新制度とは-子ども・子育て関連施策の変遷-」)
・『子ども・子育て支援シリーズ第2巻 拡がる地域子育て支援』(ぎょうせい出版、2017年、編著代表、執筆:第3章「プレイセンターにおける子育て支援」)
・『わかりやすい 社会保障制度:はじめて福祉に携わる人へ』(ぎょうせい出版、2018年、執筆:第10章「少子化対策と子ども・子育て支援新制度」)
・『災害・感染症対応から学ぶ 子ども・保護者が安心できる園づくり』(ぎょうせい出版、2022年、編著代表、執筆:第1章「子どもの育ちと災害・感染症との共生〜子ども・保護者が安心して通える園づくり〜」)ほか

【論文】
・「日本およびニュージーランドにおけるプレイセンターのソーシャルキャピタル効果に関する事例研究-参加する親たちの精神性や行動特性を手がかりにして-」(2010年『国立社会保障・人口問題研究所,海外社会保障研究』第173号,pp.16-27)
・‛Breaking out of the Child-rearing Cell: Parental Outcomes from Participation in Japanese Playcentres’(2010, NZ Research in ECE Journal, Vol.13, pp.17-28)
・「ラーニング・ストーリーを用いた子育て支援(記録・評価・カンファレンス)-ニュージーランドの実践報告を通じて」(2019年『淑徳大学短期大学部研究紀要』第59号, pp.125-132)
・「幼稚園教育要領における領域「環境」の変遷過程に関する研究 : 教育内容の特質と変容に焦点をあてて」(2020年『淑徳大学短期大学部研究紀要』第62号,pp. 1-11) ほか

【研究発表】
・「ニュージーランドの幼児教育現場から-プレイセンター活動からわが国の少子化対策を考える」2006年第13回日本子ども社会学会
・「ニュージーランド・プレイセンターにおける親教育についての一考察」2006年第79回日本社会学会
・「Outcomes for parents from participation in Japanese Playcentres」2010年12th Annual New Zealand Early Child
hood Research Symposium(Christchurch, NZ)
・「Parental outcomes from participation in Japanese Playcentres」2010年The Annual Conference of the New Zealand Playcentre Federation. (Wellington, NZ)
・「ソーシャルキャピタルを蓄積するプレイセンター-参加する親の活動実践から-」2011年第12回日本家族社会学会
・「日本におけるプレイセンター活動の実際」2013年第66回 日本保育学会
・「保護者とともにつくる子育てコミュニティ:新しい保育・教育・子育て支援のかたち」2014年第67回日本保育学会
・「親と地域がつくる子どもの教育」2014年第16回オセアニア教育学会
・「ラーニング・ストーリーを用いた保育観察記録の効果」2015年第68回日本保育学会
・「ニュージーランドの乳幼児親子活動:SPACE の実践から」2016年第69回日本保育学会
・①「海外の教育用マテリアル活用に関する基礎的研究-保育5領域との整合性の検証-」②「海外の教育用マテリアル活用に関する実証的研究(1)-保育5領域との整合性の検証-」③「海外の教育用マテリアルの活用に関する実証的研究」2017年第70回日本保育学会
・「日本の保育環境における教育マテリアルの活用の可能性を探る」2018年第71回日本保育学会
・①「海外の教育用マテリアルの活用に関する実証的研究(3)-保育を支える玩具の可能性-」②「「保育者を支える玩具―子どもの主体的遊びを生み出す環境づくり―」2019年第72回日本保育学会
・「認定こども園におけるラーニング・ストーリーの活用と効果:はぐはぐキッズこども園東上野の取り組みから」2021年第74回日本保育学会 ほか

所属学会

日本社会学会、日本保育学会、日本家族社会学会、家族問題研究学会、日本保育者養成教育学会、日本臨床発達心理士会

社会貢献活動

・特定非営利活動法人 日本プレイセンター協会 理事長
・社会福祉法人調布白雲福祉会 評議員
・一般財団法人健やか親子支援協会 評議員
・龍ケ崎市地域福祉計画推進委員会 委員長
・龍ケ崎市福祉有償運送運営協議会 会長
・中央区立勝どき児童館運営委員会 委員長
・株式会社チャイルドステージ 第三者委員
・はぐはぐキッズ株式会社 研修スーパーバイザー

学生へのメッセージ

人生は、選択の連続です。皆さんも「学びたいこと」を自ら選び、そのことを深めるために大学に進学したのではないでしょうか。学び続ける中で、今後も多様な選択肢が待っています。その際に、主体的な選択者となれるよう、挑戦や探求することを忘れないでください。多くの知識や経験が、あなたの将来を支えてくれます。学びは、一生涯続き、誰もが「ロングライフラーナー」です。ぜひ、失敗を恐れず、様々な学習体験を積んでいきましょう。私も学び手の一人として、皆さんとの学びの機会を大切にしていきます。