共創社会学部

龍ケ崎 新松戸

Collaborative
Regional Sociology

共創社会学部

国際文化ツーリズム学科

学びの特色

  • 特色1

    人との交流を
    大切に

    多様な文化を知り、尊重するために、さまざまな人との交流を大切にしています。2023・2024年度には韓国の大学生と交流し、ソウルと東京で航空ビジネスや観光スポットを現地で学ぶプログラムを実施しました。

  • 特色2

    現場を見て、
    実践的に

    地域活性化を考えるならば、現場を見ることが必要です。リアルに現場を体験するため、フィールドワークを行ったり、自治体やNPOなどが行う活動などに参加したりしています。

  • 特色3

    観光のビジネスに
    チャレンジ

    学生の学びたい、やってみたい気持ちに寄り添います。新松戸キャンパス周辺の地域について学び、その魅力を活かすビジネスについて考えました。土産品を企画立案したり、地域のPR広告の制作にも挑戦したりしています。

学びの分野

  • コミュニケーション×多様性

    #多文化共生 #多言語社会 #文化政策 #多角的思考

    異文化理解を深め、多様な文化のあり方や、文化間の交流、葛藤などの現実を学びます。「多文化社会論」などの科目を通して多文化共生を実現していく力を身につけます。
  • 地域活性化×まちづくり

    #移住 #地域経済 #観光まちづくり #地域おこし #交流人口

    まちづくりや地域活性化を視野に、「地域研究論」「地域マネジメント論」「地域表象論」などの科目を通して、地域の新たな魅力を発信・プロデュースする力を身につけます。
  • ビジネス×マーケティング

    #地域ブランド #消費者行動 #ビジネスモデル #旅行業 #宿泊業 #外食産業

    観光関連産業に加えて、「地域マーケティング論」などの科目を通して、経営、マーケティングなどを実践的に学び、文化の発信やヒトの移動などをいかにビジネスに活かすかを学びます。

国際文化ツーリズム学科の“実学”

  • 観光マーケティング論

    マーケティングの理論を学び基礎的知識を修得するとともに、実践力を磨くため土産品の企画を行います。学年や国籍が異なる多様なメンバーでディスカッションを行い、チームで働く力を身につけていきます。

  • 映画とまちづくりの可能性を探る
    (須川ゼミ)

    聖地巡礼のように背景をただ観光して終わるのではなく、もっと深く映像文化を知り地域との関わりを考えるために、映画研究と現地調査を行います。昨年度は東京駅周辺とジブリ作品を調査し学外でポスター発表をしました。

国際文化ツーリズム学科ゼミテーマ一覧(一部抜粋)

  • 消費文化研究(東ゼミ)
  • 観光者心理と観光行動(幸田ゼミ)
  • 楽しい場所とは何か? の研究(福井ゼミ)
  • 観光・交通・まちづくりに関する研究(那須野ゼミ)
  • 「旅行」の効果、効用を考え、体験する(山崎ゼミ)
  • スポーツを通して現代社会(地域社会)を理解する(田簑ゼミ)
  • 世界の文化の多様性と多文化社会での共生の課題を学ぶ(市岡ゼミ)
  • マーケティングの観点から地域活性化について考える(谷口ゼミ) など

カリキュラム

1年生

学びの分野
コミュニケーション×多様性
地域活性化×まちづくり
ビジネス×マーケティング
必修科目
基本科目
  • 1年演習
  • 情報リテラシー演習
  • データリテラシー演習
必修科目
専門共通科目
  • 社会学概論
  • 地域環境概論
  • 観光概論
必修科目
学科英語科目
  • English for Global Communication ⅠⅡ
選択必修科目
専門研究基礎科目
  • 海外地誌
  • 旅行業務総論

2年生※3年生以降も履修可能

学びの分野
コミュニケーション×多様性
地域活性化×まちづくり
ビジネス×マーケティング
必修科目
基本科目
  • 2年演習
必修科目
学科英語科目
  • English for Global Communication ⅢⅣ
選択必修科目
専門研究基礎科目
  • 社会調査法ⅠⅡ
選択必修科目
専門基礎科目
  • 観光社会学
  • ヨーロッパ文化論
  • 観光人類学
  • 文化人類学
  • 多文化社会論
  • 異文化間コミュニケーション論
  • 対人関係論
  • 社会心理学
  • 観光政策論
  • 日本文化史
  • 国際関係と地域
  • 地域表象論
  • 地域研究論
  • 地域マネジメント論
  • ツーリズムと空間
  • 観光地理学
  • 観光マーケティング論
  • 地域マーケティング論
  • 観光経営学
  • キャリアモデル・ケーススタディ
  • ホスピタリティサービス論
  • サービス教育論
  • 観光産業論
  • 観光行動論
選択必修科目
専門発展科目
  • 社会言語学
  • 国際関係論ⅠⅡ
  • グローバル化と文化
  • 国際協力・開発論
  • 観光の法と政策
  • 消費社会学
  • 地域起こし政策論
  • 観光心理学
  • テーマツーリズム特殊講義
  • 宿泊産業論ⅠⅡ
  • 旅行産業論ⅠⅡ
  • 交通ビジネス論ⅠⅡ
  • プロジェクト学習ⅠⅡⅢⅣⅤⅥ
選択科目
学科共通科目
  • 社会福祉原論ⅠⅡ
  • 地域福祉論ⅠⅡ
  • 社会保障論ⅠⅡ
  • 経済地理学ⅠⅡ
  • 交通論ⅠⅡ
  • 日本経済論ⅠⅡ
  • 情報経済論ⅠⅡ
  • 人的資源管理論ⅠⅡ
  • 会計学ⅠⅡ
  • 地方自治論ⅠⅡ
  • 国際法ⅠⅡ
  • NX(日本通運)寄付講座ⅠⅡ
  • 全国通運連盟寄付講座
  • 野村證券寄付講座
  • コンテンポラリー・アート概論ⅠⅡ
  • ソーシャリー・エンゲイジド・アート実践ⅠⅡ
  • アートプロデュース論
  • 心理学概論ⅠⅡ
  • 産業組織心理学

3年生

学びの分野
コミュニケーション×多様性
地域活性化×まちづくり
ビジネス×マーケティング
必修科目
基本科目
  • 3年演習
必修科目
学科英語科目
  • English for Global Communication Ⅴ Ⅵ
選択必修科目
専門発展科目
  • 地域経済論ⅠⅡ
  • English for Global Communication Ⅶ Ⅷ
選択科目
学科共通科目
  • 消費者行動論ⅠⅡ

4年生

学びの分野
コミュニケーション×多様性
地域活性化×まちづくり
ビジネス×マーケティング
必修科目
基本科目
  • 4年演習
  • 卒業論文

授業Pick up

多文化社会論

国際化の進展によって多様な民族、宗教、生活習慣などの文化を持つ人々がともに暮らす私たちの社会で起こるさまざまな社会現象について学びます。

授業の流れ
  • 第1回 ガイダンス
  • 第2回 国境を超える人の動き
  • 第3回 多文化化する日本
  • 第4回 日本にもとからあった多様性
  • 第5回 「ハーフ」の人たち
  • 第6回 労働力として期待される外国人
  • 第7回 日本のムスリム
  • 第8回 難民
  • 第9回 アメリカ社会の分断
  • 第10回 民族・宗教と紛争
  • 第11回 宗教と暴力
  • 第12回 東南アジアの多様性
  • 第13回 性の多様性
  • 第14回 多文化の共生
  • 第15回 まとめ ‐共生へ向けて‐

プロジェクト学習

旅行ツアー企画に加え、プレゼンから実施、添乗までの一連の業務の流れを体験します。旅行会社の一連の仕事に取り組む体験学習です。春学期は日帰り、秋学期は周遊または宿泊を伴う旅行を体験します。

地域表象論(地域のPRについて映画から考える)

地域社会では地域文化のあり方や地域外の人々との共存を再検討しています。地域文化の継承と発展のために、どのようなイメージを誰目線で発信していくべきか、地域PRについて、映画、京都、芸術祭などを事例に考察します。

STUDENT’S VOICE

南伊豆の魅力を
広く伝えたい

出身地・南伊豆を観光地として発展させるノウハウを学んでいます。2年生の夏に、旅行業の国家資格「国内旅行業務取扱管理者」を取得しました。この資格を活かして、将来は自治体の観光課や民間企業(旅行会社)で地元を応援します。

共創社会学部 国際文化ツーリズム学科 2年
大戸 翔偉さん

大戸さんの1日のスケジュール

1 9 : 0010 : 30 地域研究論 サービス教育論 観光地理学 English
Communication
初級Ⅱ
2 10 : 4512 : 15 多文化社会論 2年演習(ゼミ)
3 13 : 0514 : 35 社会調査法Ⅱ プロジェクト
学習Ⅳ
English for global
communication Ⅳ
4 14 : 5016 : 20 キャリアデザインⅡ ホスピタリティ
サービス論
5 16 : 3518 : 05 社会心理学

京浜急行電鉄株式会社 内定

今後も発展するエリアで
駅員として活躍したい

品川や羽田、横浜など今後も発展する地域を営業エリアとしていることに将来性を感じました。3年次秋学期の就活セミナーに参加し、完成度の高いエントリーシートを書けるようになったことが良かったと思います。入社後はお客さまの案内やホーム上の安全確認に力を注ぎ、将来的は車掌や運転士になることが目標です。

共創社会学部 国際文化ツーリズム学科 田村 崇さん

GRADUATES’ VOICE

観光に関する学びを活かして 多くの人を「笑顔」にしていきたい

2019年度 社会学部 国際観光学科
(現:共創社会学部 国際文化ツーリズム学科)卒業
松本 雄佑さん

大学では、観光について過去と現在、そして未来までの一連を学ぶことができたと思います。特に世界からのニーズが高い日本の観光について学び、現在にも活かせています。印象的な授業は「観光地理」「約款/業法」。特に「約款/業法」は業務の細かな取り決めの基準になるので、今でも非常に役に立っています。就活ではキャリアアドバイザーより早めの行動を提案していただき、3年次の春からインターンシップに参加するなど、前倒しを心掛けたことが功を奏しました。会社では、国内の「個人旅行商品」の企画造成を光栄にも担当しています。観光業界はお客さまの動きやトレンドが目まぐるしく変化するので、対応できるように意識して取り組んでいます。毎日さまざまな人とのコミュニケーションを通じて、お客さまに「JTBならでは」の商品提供を心掛け、多くの人を「笑顔」にしていきたいです。

英会話サークルで培った 国際感覚が 海外で活きる力になる

2019年3月 社会学部 国際観光学科
(現:共創社会学部 国際文化ツーリズム学科)卒業
山田 海斗さん

大学の4年間で海外留学やインターンシップを経験し、さまざまな人と出会うなかで、グローバルな視点を学んできました。特に貴重な経験となったのは、英会話サークル「REC」での活動です。サークルでは他学年の学生や卒業生と交流する機会もあり、コミュニケーションスキルや国際感覚を身につけることができました。このスキルは、今の仕事でも役立っています。現在は社内の海外業務研修員制度を利用し、1年間アメリカのニューヨークで国際航空貨物の営業を中心とした業務に携わりながら、グローバルビジネスを実践的に学んでいます。学生時代の異文化間でのコミュニケーションの経験を活かして、お客様のニーズを把握、適切な提案を行うことを心がけています。

目指せる進路

  • 一般企業(総合職・企画職・営業職など)
  • 流通業(マーケティング・販売など)
  • 金融業(銀行・保険など)
  • 旅行業
  • 宿泊業
  • 航空・鉄道業
  • 地域おこし、まちづくりの仕事
  • 国際的な仕事(商社)
  • 国家・地方公務員
  • 大学院進学 など

最新NEWS

学科トピックス
2025.09.01 学科トピックス お知らせ 国際文化ツーリズム学科

ゼミ活動報告:武蔵大学との合同ゼミ

 国際文化ツーリズム学科の澤海です。先日は研究者としての自己紹介の記事を載せましたが(https://www.rku.ac.jp/news/46076/),今回は合同ゼミの実施報告を載せます。

 私は今年度,流通経済大学で4年ゼミを担当しており,一方,武蔵大学社会学部メディア社会学科においても4年ゼミを担当しています。「ゼミの武蔵」と呼ばれるように,武蔵大学においても学生は1年生からゼミに所属し,流通経済大学と同じシステムです。これまで春学期に授業をしてきて,ゼミ学生たちの雰囲気が似ており,合同でゼミをやったら化学反応が起きて面白いことになるだろうとの直感を抱き,7月25日に合同ゼミを実施しました。私の自己満で思いついたイベントに学生たちに付き合ってもらい,池袋のレンタルスペースに11名の学生が集まり,自己紹介や卒論内容紹介,最後にちょっとしたレクリエーションを行いました。


 各自が卒論でやろうとしていることを他の参加者に分かりやすく伝え,似たテーマで他大学の学生も卒論を進めようとしていることが分かり,勇気づけられたのではないでしょうか。例えば,化粧やメイクに関する研究,SNSや写真投稿に関する研究は,お互いのゼミで研究テーマとして挙がっており,(共創)社会学部という共通点を感じることができたと思います。

 イベントの最初にはみんな緊張していたせいか,「本当にこの学生たちは仲良くなれるのかな・・・」と心配でしたが,イベント終了後にはInstagramアカウントを交換していたりと,親睦を深められたようです。私を含め一部のメンバーは夜の部の懇親会まで参加し,とても濃厚な時間を過ごすことができました。流通経済大学と武蔵大学との合同ゼミは,参加者にとって学びの点で勉強になったことはもちろん,思い出に残るイベントとなりました。

私は他大学でも非常勤講師として授業を担当しているので,今後も他大学との交流を積極的に実施できればと思います。

                                                   執筆 澤海崇文

 

2025.08.20 学科トピックス お知らせ 国際文化ツーリズム学科

【共創社会学部】「まちゼミ」報告:RKU留学生が教えます~インドネシア編~

地域と学びを通して交流する「まちゼミ」では、本学教員や地域の商店での方が講師となって地域の方と交流しながら教えます。

 今年度は、共創社会学部地域人間科学科卒業のヌルサリー・オカノさん(インドネシア・社会学研究科修士課程2年)が、「まちゼミ」の講師の一人となり、地域の方にインドネシアの文化を講義しました。

インドネシアの歴史や文化(舞踊や民族衣装、食など)を発表しました。
講座後半の質疑口頭の時間では、特に大いに盛り上がりました。


秋山 智美
(共創社会学部 准教授)

2025.08.18 学科トピックス お知らせ 国際文化ツーリズム学科

【国際文化ツーリズム学科】イベント報告:七夕の会~コモンズcafé~

 流通経済大学・新松戸キャンパス2号館で、学生たちが学内外の方々との“であい、つながり、一緒に活動する共同空間”を目指す“コモンズcafe”を6月23日(月)に開催しました。

 “七夕”を前に、学生・教職員が“願い事”を短冊に書いたり、折り紙や飾りを作ったりして、笹の葉に飾り付けました。

ショウ・イチハンさん(中国・共創社会学部国際文化ツーリズム学科2年)は、“七夕”にまつわる中国の昔話を日本語と中国語の2言語で発表しました。



日本でもおなじみの七夕の話ですが、日本で語られているものと少し内容が違うので面白いと思います。



秋山 智美
(共創社会学部 准教授)

2025.08.07 学科トピックス お知らせ 国際文化ツーリズム学科

【国際文化ツーリズム学科】授業報告:リベラルアーツ演習

 一般教養科目「リベラルアーツ演習」では、さまざまな教養科目の分野を広く学びます。全学の学生がそれぞれの関心に応じて学びを深めています。

 留学生対象のリベラルアーツ演習(秋山担当)では、日本文化や日本語に関しての事象をいくつか挙げて講義をしております。受講者はその事象を自分なりに掘り下げて、学期末に発表を行います。

 フウ・ウモウさん(中国・共創社会学部国際文化ツーリズム学科2年)の発表を紹介します。

 フウさんは、ヴ・ハイ・イエンさん(ベトナム・流通情報学部流通情報学科2年)と日本文化のなかでも「縁起物」に注目し、中国、ベトナムにおいての縁起物との違いや面白さをまとめました。
それぞれの国で、どのような動物がどのような意味があり、縁起がいいとされるのかなど身近なトピックで興味深い内容でした。


秋山 智美
(共創社会学部 准教授)

 

2025.07.22 学科トピックス お知らせ 国際文化ツーリズム学科

【国際文化ツーリズム学科】ドリアン祭の開催

 2025年6月24日の昼休み、新松戸2号館1階で「ドリアン祭」が開催されました。 
 ドリアンは、東南アジアだけで採れ、重量4~5㎏もある刺だらけの硬い実、強烈な発酵臭など、他に例を見ないユニークな果物で、「果物の王様」とも呼ばれます。3年市岡ゼミでは、日本ではなじみのないこの不思議な果物を2号館を利用するすべての人が味わい、異文化を感じながら交流してもらうおうと、このイベントを企画しました。

 この日、2号館1階では、40~50人の学生・教職員が詰めかけ、ドリアンを試食しました。ドリアンの産地ベトナムからの留学生、ドリアンがブームだという中国からの学生たちが、次々と黄色い実に手を伸ばしていました。日本人の学生の一部は、「この臭いは絶対無理!」と断固拒否していましたが、「意外においしい」という声も聞かれました。世界最大のフルーツ「ジャックフルーツ」も提供されました。

 
 ハイライトは、生ドリアンを割るシーンです。大きな実をナイフでこじ開け、明るい黄色の実を取り出すところに、参加者たちのスマホが向けられました。

 2個の大きな生の実、10箱の冷凍ものと、大量に用意されたドリアンはあっという間になくなりました。

みんなが楽しく交流できるドリアン祭り、これからも続けていきます。

執筆者:市岡 卓(国際文化ツーリズム学科教授)

2025.07.18 学科トピックス お知らせ 国際文化ツーリズム学科

【国際文化ツーリズム学科】成田でフィールドワーク:3年幸田ゼミ

 3年幸田ゼミは成田でフィールドワークを行い、JR成田駅から成田山新勝寺までの表参道、境内などの観光エリアを中心に視察しました。


 初詣に訪れたことがある学生もいましたが、平日に訪れるのはほとんどが初めて。思っていた以上に平日でも観光客が多く、外国人もたくさんいました。また初詣期間の大混雑ではない広々とした境内や表参道は想像よりも魅力があることがわかりました。


 この観光地の特性は何だろうか。誰をターゲットに、どんなアピールをしたらよいだろうか。フィールドワークの結果をまとめ、分析していく予定です。

執筆者:幸田麻里子(国際文化ツーリズム学科教授)


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