共創社会学部

Professor

共創社会学部

那須野 育大(ナスノ イクヒロ)

Nasuno Ikuhiro

学位:博士(総合政策)

所属 (学部・職位・学内役職) 共創社会学部 准教授 (国際文化ツーリズム学科)
連絡先/ホームページ nasuno■rku.ac.jp(←■を@に変える)
学歴/経歴

・2013年度:中央大学大学院 総合政策研究科 総合政策専攻 博士課程後期課程 修了 博士(総合政策)
・2016~19年度:富山高等専門学校 国際ビジネス学科 講師・准教授
・2020~24年度:大阪産業大学 経営学部経営学科 准教授
・2025年度~:流通経済大学 共創社会学部 国際文化ツーリズム学科 准教授

担当科目 観光産業論、ツーリズムと空間、交通ビジネス論Ⅱ、地域マネジメント論、1年演習(ゼミ)、2年演習(ゼミ)、3年演習(ゼミ)など
授業・ゼミ 【観光産業論】
本科目では、観光産業を構成する旅行・宿泊・運輸の各産業、テーマパークや文化施設、土産品・飲食サービスなど様々な産業について、そのビジネスモデルを考察します。
【ツーリズムと空間】
本科目では、日本が目指す観光立国のあり方について、観光地域づくりの観点から考察します。その際、都市と地方、日本と諸外国といったツーリズムにおける空間に着目します。
【交通ビジネス論Ⅱ】
本科目では、まず、(1)伝統的な交通論の視点から、主に交通の供給、規制政策、運賃等について解説します。次に、(2)交通論の新たな視点として、プラットフォームビジネスや経済安全保障等における交通の位置づけを考察します。
【地域マネジメント論】
本科目では、持続可能な地域経済社会の構築に向けた「地域政策」や「地域創生」のあり方について考察します。地域を取り巻く課題の解決策について、理論と事例により考察します。
研究・専攻分野

商学・経営学全般、観光学、地域研究

研究テーマ

・地域公共交通、ローカル鉄道
・観光列車
・産業観光・オープンファクトリー
・観光まちづくり など

著書・論文・研究発表

【主な著書】
・那須野育大(2024a)『地域観光論-ドイツに学ぶ産業観光活性化方策-』(単著)学文社.【日本ホスピタリティ・マネジメント学会 学会賞(著書の部)受賞】
https://www.gakubunsha.com/book/b642655.html
・那須野育大(2015)『日本鉄道業の事業戦略-鉄道経営と地域活性化-』(単著)白桃書房.
https://www.hakutou.co.jp/book/b210730.html
【主な論文】
・那須野育大(2024b)「JRの輸送密度2,000人未満線区に関する考察-輸送需要と運営形態に関する検討-」『交通学研究』第67号、pp.21-28.【日本交通学会 学会賞(論文の部)受賞・
査読付】
・Nasuno, I. (2023),“Measures to Revitalize Industrial Tourism in the Nagoya and Chukyo Areas of Japan Using Structural Equation Modeling,”Proceedings of the 9th International Conference on Hospitality and Tourism Management, Vol.7, Issue.1, pp.1-12.【Peer-reviewed】
https://tiikmpublishing.com/proceedings/index.php/ icoht/article/view/1092
・那須野育大(2023a) 「地域一体型オープンファクトリーに関する考察-来訪者アンケート調査の構造方程式モデリングによる分析-」『観光研究 特集号』Vol.35、pp.1-10.【査読付】
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jitr/ 35/3/35_1/_pdf/-char/ja
・那須野育大(2023b)「地域鉄道活性化に関する考察-パネルデータ分析に基づくしなの鉄道経営改善策の検討-」『HOSPITALITY』第33号、pp.83-92.【査読付】
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jashj/ 33/0/33_83/_article/-char/ja/
・那須野育大・安達晃史・湧口清隆(2023) 「観光列車による赤字路線活性化の可能性-新しい利用価値・非利用価値の検討-」『交通学研究』第66号、pp.55-62.【査読付】
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ koutsugakkai/66/0/66_55/_article/-char/ja/
・那須野育大・安達亮史・湧口清隆・鳥塚亮(2023)「観光列車による赤字路線存続の仕組みづくり-えちごトキめき鉄道の実践-」『運輸と経済』第83巻第8号、pp.99-108.【査読付】
・那須野育大(2022a)「JR地方交通線の輸送需要に関する考察
-多変量解析による検討-」『公益事業研究』第74巻第1号、pp.9-21.【公益事業学会 奨励賞(論文)受賞・査読付】
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ jspu/74/1/74_9/_article/-char/ja
・那須野育大(2022b) 「東大阪市の公園利用と地域創生-利用者アンケート調査の多変量解析による分析-」『日本地域政策研究』第28号、日本地域政策学会、pp.106-113.【査読付】
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ ncs/28/0/28_106/_article/-char/ja/
【その他の研究業績など】
https://researchmap.jp/nasuno-ikuhiro

所属学会

日本交通学会、公益事業学会、日本観光研究学会、日本ホスピタリティ・マネジメント学会、地域デザイン学会、日本地域政策学会、 国際戦略経営研究学会

社会貢献活動

関西鉄道協会 都市交通研究所 研究委員会「都市交通事業と地域社会」 委員

学生へのメッセージ

在学中、そしてその後の人生において、何かを成し遂げるという「志」をぜひ持ってください。例えば、資格を取る、コンテストで入賞するなど、自分にとっての身近な目標でかまいません。「志」があると、人生が豊かになります。
そして、スマホの世界から離れて、現実世界で見聞を広げましょう。そのために、他人と交流する、旅行に出るなど、自分をこれまでと違う環境に置いてみてください。他人の考え方を知る、見知らぬ環境を肌で感じることで、人間として大きく成長できます。

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