法学部

梶田 祥嗣

梶田 祥嗣

梶田 祥嗣(カジタ ショウジ)

KAJITA Shoji

学位:博士(文学)

所属 (学部・職位・学内役職)

法学部 所員 (教育学習支援センター 専任所員(講師))

連絡先/ホームページ

kajita@rku.ac.jp

学歴/経歴

【学歴】
早稲田大学文学研究科東洋哲学専攻博士後期課程単位取得退学

【経歴】
経済産業省貿易経済協力局安全保障貿易審査課(安全保障貿易管理専門職員、非常勤)
行知学園株式会社(契約社員)
早稲田大学文学学術院非常勤講師
和洋女子大学人文学部日本文学文化学科非常勤講師
埼玉工業大学工学部非常勤講師

担当科目

1年演習、2年演習、リベラルアーツ

授業・ゼミ

【指導方針】
みなさんが楽しく・主体的に学ぶためのお手伝いができればと思います。

【講義・ゼミの目標】
世の中の通念を疑うことや自ら問いを立てられるような学修を目標としています。

研究・専攻分野

中国宋代思想史
儒教
日本思想史

研究テーマ

王安石および王学系士大夫の思想
三宅雪嶺の哲学・思想

著書・論文・研究発表

【論文】
「三礼諸注における「黄氏」補訂及びその周辺の問題について―黄裳を中心に―」『論叢 アジアの文化と思想』第23号(2014)
「黄裳の周礼思想―王安石『周礼義』の継承を中心として―」『日本中国学会報』第69集(2017)
「「国是」再考―神宗と王安石を中心に」『日本儒教学会報』第4号(2020)
「儒家における無為の治―王安石の経書解釈を中心に―」『東洋の思想と宗教』第38号(2021)
「「無」の有用性―王安石「老子」における「轂輻」解釈の再検討―」『Contexture : 埼玉工業大学教養紀要』第38号(2021)
ほか

 

【研究発表】
「黄裳の周礼思想―王安石との関係を中心に」日中学者中国古代史第5回論壇(2013)
「三礼诸注的“黄氏”补订及其相关问题—以黄裳为中心(中国語)」“10至13世紀中国国家与社会”国際学術研討会暨中国宋史研究会第16届年会(2014)
「王安石学派の礼学思想―蔡卞派と反蔡卞派との対立を中心に―」日本中国学会第66回大会(2014)
「王安石における無為の思想」早稲田大学東洋哲学会第34回大会(2017)
「黄裳の人材論」中国社会文化学会 2017年度大会(2017)
「「国是」再考―神宗と王安石を中心に―」日本儒教学会2019年度大会(2019)
「余英时“政治文化”论再验证―以“国是”为中心―(中国語)」江南儒学国際研討会(2019)
「王安石および王学系士大夫の孟子注釈輯逸とその思想的傾向 について―主に老荘系注釈を対象として―」2021年度宋代史研究会(2021)
「三宅雪嶺と儒教―孟子観を中心に―」日本儒教学会2022年度大会(2022)
ほか

所属学会

早稲田大学東洋哲学会
日本中国学会
日本道教学会
日本儒教学会
中国社会文化学会

社会貢献活動

学生へのメッセージ

大学生活は高校と比べ自由を謳歌できる時間が格段に増える反面、逸楽無為に過ごす、あるいは根無し草的な不安に駆られることも少なくありません。そのような無為や不安に足をすくわれないためには、自分のなかに確たる「軸」を形成する必要があります。そのぶれない「軸」を作るには、表層的なネットやマスコミの情報に左右されない、本質を追究した学問が役に立ちます。大学での自由な時間をぜひクラッシックな学び(文献を読む、先生や友人と学術的な対話をするなど)に費やしてほしいと思います。