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三宅雪嶺記念資料館シンポジウム 「没後110年 田邊太一 ―幕末期の外交を通して―」を開催します

近代日本を代表する言論人で哲学者の三宅雪嶺。2025年は雪嶺没後80年であると同時に、雪嶺の岳父・田邉太一の没後110年になります。この節目にあたり、流通経済大学の三宅雪嶺記念資料館では、田邉太一にフォーカスを当てて、幕末期の外交と万国博覧会についてのシンポジウムを、2026 年3月14日(土)に新松戸キャンパスで開催します。

田邉太一は幕末から明治初期の外交官で、文久3~4(1863~64)年のいわゆる横浜鎖港談判使節団に随行したほか、慶應3(1867)年のパリ万国博覧会への出席を目的とした德川昭武の使節団にも参加しました。明治4~6(1871~73)年には岩倉使節団にも一等書記官として随行しています。
特に、パリ万国博覧会は日本が参加した最初の万国博覧会であり、同じ使節団には渋沢栄一も参加していました。すなわち、三宅雪嶺記念資料館と、本学で所蔵する渋沢家ゆかりの祭魚洞文庫をつなぐキーパーソンとしても田邉太一が浮かび上がってきます。

今回のシンポジウムでは、当館学芸員のほか、松戸市戸定歴史館の小寺瑛広氏と、外務省外交史料館の世川祐多氏も登壇し、三宅雪嶺記念資料館と祭魚洞文庫の資料も交えて講演します。松戸市戸定歴史館では水戸德川家11代当主徳川昭武ゆかりの品々を多く所蔵していて、小寺氏からは、田邉太一が德川昭武に随行して訪問した1867年のパリ万国博覧会についてお話しいただきます。
また、田邉太一は外務省外交史料館で所蔵している、江戸幕府と諸外国との外交文書をまとめた『通信全覧』を編纂した一人でもあり、世川氏には、田邉太一ら江戸幕府の外交官の登用についてお話しいただく予定です。

今回のシンポジウムを通して、幕末期の国際関係について、イメージをより深めていただければと思います。聴講は無料です。ぜひ新松戸キャンパスにお越しください。


◆流通経済大学三宅雪嶺記念資料館シンポジウム「没後110年 田邊太一 ―幕末期の外交を通して―」
日時:2026年3月14日(土)13:00~17:00 (開場13:00~)
場所:新松戸キャンパス1号館2階 201教室
入退場自由、聴講無料

●演題
第一報告:村上 瑞木(流通経済大学三宅雪嶺記念資料館/祭魚洞文庫学芸員)
       「たいち or やすかず ―田邉太一の名前をめぐって―」
第二報告:小寺 瑛広 氏(松戸市戸定歴史館研究員、昭和女子大学非常勤講師)
       「万博外交談 田邉太一と1867年パリ万国博覧会」
第三報告:世川 祐多 氏(外務省外交史料館主査)
       「田邉太一に考える語学や実務能力による幕末の人材登用」

【タイムスケジュール】(予定)
13:00  開場
13:30  開会
13:40~ 第一報告 村上 瑞木
14:40~ 第二報告 小寺 瑛広 氏
15:40~ 第三報告 世川 祐多 氏
16:40~ パネルディスカッション
17:00  閉会

【お問い合わせ】
流通経済大学三宅雪嶺記念資料館 E-mail:miyake_setsurei@rku.ac.jp


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