【国際文化ツーリズム学科・授業紹介8】地域環境概論
※これまでの授業紹介シリーズの記事はこちら
荒川先生「English for Global Communication」
谷口先生「地域マーケティング論」
山崎先生「プロジェクト学習」
那須野先生「観光産業論」
澤海先生「社会言語学」
幸田先生「観光行動論」
須川先生「地域表象論」
「地域環境概論」は1年次必修の授業です。国際文化ツーリズム学科に入学した学生は全員履修=授業を受けることになります。この授業は日本国内の様々な観光地を例に、日本にはどのような地域があるのか、それぞれどのような性格があり、どのように発展してきたのかを学びます。これらを通して、人間と環境との関わりや、観光や文化のあり方を考える力を養うのが目標です。
2025年度には、東京の新大久保コリアタウンや、埼玉の川越、伊豆大島のジオパーク、京都・滋賀の比叡山、群馬県のスキー場などを取り上げました。
例えばみなさんは、なぜ新大久保がコリアタウンになっていて、なぜそれが観光地になっているか、想像ができますか? また関東近郊には多くのスキー場がありますが、それはなぜでしょうか? 川越は歴史的な町並みが有名なのですが、それはなぜ残っているのでしょうか? こうした様々な疑問を解く形で、授業を行っていきます。
図1:川越中心部の地図
出典:地理院地図により作成
授業内では現地の写真や統計データに加えて、地図を活用することもあります。地図を使いこなせるようになると、地域や観光の理解はいっそうに深まります。こうしたスキルを学ぶのも「地域環境概論」の目標の一つです。
執筆者:福井 一喜(国際文化ツーリズム学科准教授)
























