2025ダイバーシティウィーク 「落語で学ぶ合理的配慮」

『2025ダイバシティーウィーク』今年度のメインイベントとして実施
落語を通して学ぶ「合理的配慮」
12月10日(水)第一部:2限目・第二部:3限目【入替制】

落語家・立川志ら門氏(立川志らく師匠の15番目のお弟子さん)を講師にお迎えし、落語を通じて「合理的配慮」について学ぶ特別高座を開催しました。
当日は、落語・手話・絵本読み聞かせという、多様な表現方法を取り入れながら、「伝えること」「わかり合うこと」の奥深さを体験的に学ぶ貴重な時間となりました。

■ 落語の歴史&クイズからスタート
落語は戦国時代にその源流があり、当時は現代のYouTuberのように日々興行が行われていたというエピソードに、学生たちは驚きながら聞き入っていました。

■ 佐藤純子ゼミ「塙保己一オリジナル解説絵本」読み聞かせ
この日のために制作した、塙保己一の生涯を紹介するオリジナル絵本を、保育士コースの学生たちが読み聞かせました。

■ 手話落語と「合理的配慮」の高座
志ら門氏による手話落語と、塙保己一をテーマにした「合理的配慮」のお噺が披露されました。学生たちは「学内のちょっとした気づきや思いやりが、他者の支えになる」という合理的配慮の本質を、言葉・しぐさ・視覚表現が融合した志ら門氏からの語りから理解していったようです。

■ 学生との質疑応答&ディスカッションタイム
「落語で食べていけますか?」「最長、何時間話し続けられるんですか?」など、学生らしい率直な質問にも、志ら門氏は楽しげに丁寧に回答してくださいました。

第1部

第2部
■ 最後は全員で記念撮影
温かい学びと笑いに包まれた時間の締めくくりとして、参加者全員で記念写真を撮影しました。
参加した学生からは
●落語を生で見たのは初めてでとても良い体験となりました。
落語は日本の文化を象徴する大切な伝統芸能のひとつです。これからも触れる機会を作っていきたいと感じました。
●人生で初めて落語を見てすごく面白かったです。即興での落語であったり、質問にも面白く答えて下さりとても楽しかったです。指文字や手話など私も学んでみたいと思います。
●合理的配慮について落語で学べると思っていなかったので勉強になりました。
初めて落語をみましたが、興味がわきました。
などの感想が寄せられました。
学生たちにとって、表現の多様性・コミュニケーションの奥深さ・支え合いの視点を学ぶ貴重な機会となりました。
お問い合わせ:ダイバーシティ共創センター
E-mail:diversity@rku.ac.jp
























