法学部で広がる未来の自分の可能性 第39回 文武両道を貫く~柔道部~
学業と課外活動を両立する流通経済大学の法学部生として、今回紹介するのは柔道部の学生です。柔道部には厳しい練習の中でも、教員免許の取得を目指す学生がいます。法律学科3年生の矢舩雅斗(やふね・まさと)さんと野口倖生(のぐち・こうき)さんです。「文・武」で活躍する学生たちの取り組みを是非ご覧ください。
——本日はよろしくお願いいたします。さっそくですが、お二人は教職課程の授業を履修されていますね。教員免許を取得しようと考えた理由は何でしょうか?
矢舩:法学部では中学校教諭一種(社会)と高等学校教諭一種(公民)の教員免許を取得することができます。大学で取れる資格はとっておこうと考え、教職課程を履修しました。
野口:私は高校時代にお世話になった社会の先生の影響で、社会科の教員に憧れをもったことがきっかけで教員免許の取得を目指しています。

——教職課程は、通常の授業にプラスして履修しなければならない科目があるので、時間的に大変ではないですか?
野口:確かに他の人よりも授業の負担は重いです。特に大変だったのは、三年生になってからです。というのは、教育実習に向けて学習指導案を作成し、それをもとに模擬授業をしなければいけないからです。
矢舩:受け身の学習ではなく、自ら実践しなければならないので、最初は戸惑いもありました。それでも担当の先生から的確なアドバイスをいただいて、指導案を組み立てることができました。
——ぜひこれからも頑張ってくださいね。では次に柔道を始めたきっかけについても教えてください。
野口:兄が柔道を習っていた影響で、私は小1から始めました。
矢舩:私も父と兄が柔道をしており、小1から柔道をしています。
——お二人ともごきょうだいで柔道を習っていたのですね。大学での練習はいかがですか?
野口:岩崎卓監督のご指導のもと、週6日、佐伯記念武道館で練習をしています。私は主務を担当しているので、視野を広く持ち、部員一人一人と積極的にコミュニケーションをとることを心掛けています。
矢舩:私は団体のメンバーになることを目指して、練習に励んでいます。
——お二人は将来どのような進路を考えていますか?
野口:私は教員採用試験も受験するつもりですが、志望進路として考えているのは消防官です。時間を見つけて公務員試験の過去問を解いています。
矢舩:自分は将来、地元である和歌山県の警察官になることを目指しています。週3日、空き時間に問題集に取り組んでいます。
——時間を上手に使っていて素晴らしいです。それでは最後に今後の抱負を一言。
野口: 学業も柔道も全力を尽くしていきたいと思います。
矢舩:事実上の最高学年として、しっかり責任を果たしてまいります。
——野口さん、矢舩さん、今回は取材にご協力いただき有難うございました。法学部では文武両道を貫く学生をこれからも応援していきます。
























