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　11月28日（金）、共創社会学部・地域人間科学科の陳予茜助教が、社会学者の梁・永山聡子氏が主宰するトークイベント「聡子の部屋」の第96回に登壇しました。

　今回のテーマは「中国の一人娘を可視化する」であり、中国の一人っ子政策の導入背景から制度の変遷、そのもとで育った一人娘が家庭内でどのような期待や役割を担ってきたのかについて具体例を交えながら説明しました。また、恋愛・結婚による親子関係の変化など、一人娘のライフコースに見られる特徴についても、長年にわたる調査を踏まえて紹介しました。急速に変化する現代中国社会において、女性たちが直面している選択や葛藤について、多角的な視点から解説しました。
　陳先生は発表した研究課題について『現代中国女性のライフコース』（青弓社,2025）として出版もしています。興味のある方は、ぜひ手に取って下さい。