最新情報

News

法学部で広がる未来の自分の可能性 第38回 文武両道を貫く~剣道部~

 法学部には、課外活動と学業を両立している学生が数多くいます。今回は武道特集として、剣道部に所属する自治行政学科二年生の針生煌琉(はりう・きらり)さんと、髙木りんかさんをご紹介します。文武両道に取り組む学生たちの姿をぜひご覧ください。

——本日はよろしくお願いいたします。それではまず、お二人が剣道を始めたきっかけを教えてください。
髙木:兄が剣道をやっており、私は3歳から剣道を始めました。
針生:私も弟の剣道に付き添ったことがきっかけです。

——お二人ともごきょうだいで剣道を習っていたのですね。大学での練習はどのようなものなのでしょうか?
針生:朝1時間、夕方2時間、練習をしています。井口清監督のご指導のもと、部員が一丸となって日々の稽古に取り組んでいます。

——授業の前後で練習をするとなると、体力が必要となりそうです。ところで授業やゼミではどんな勉強をしていますか。
髙木:授業は「憲法」「刑法」「コミュニティ論」など、法学を中心に幅広い分野を学んでいます。ゼミではグループワークで「剣道はなぜ五輪競技にならないか」をテーマに議論をしています。

——それは面白いですね。同じ武道でも柔道は五輪種目なのに、なぜ剣道はそうではないのでしょう?
針生:今のところ私たちが考えているのは、剣道は単なる勝ち負けだけではない価値を追求しているからではないか、というものです。相手を敬う姿勢、勝負を通じて己に向き合う心は、五輪競技にそぐわないのでは、と話し合っています。


——お二人は将来どのような進路を考えていますか?

髙木:私は現在アパレル業界に関心をもっています。法律の知識を強みとしつつ、好きな物事に一途に取り組む姿勢をアピールしたいと考えています。
針生:私は将来、地元である宮城県の警察官になることを目指しています。警察官の先輩方からアドバイスをいただきながら、購入したテキストを地道に勉強しています。

——それでは最後に今後の抱負を一言。
髙木:剣道部では12月に新人戦があります。結果を出すことにこだわって、日々の稽古に励んでいきたいです。
針生:これからも授業と剣道に全力で取り組み、充実した大学生活を送りたいと思います。

——髙木さん、針生さん、今回は取材へのご協力を有難うございました。法学部ではこれからも文武両道を貫く学生を応援していきます。


入試情報 with RYUKEI