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【法学部】付属柏高校で高大連携授業「高校生のための模擬国会」を実施

2025年11月に流通経済大学付属柏高校において、本学の「高大連携」の一環として法学部の教員と学生による連携授業(1年生「公共」)を実施しました。

当日は、憲法担当の栗田教授・前田教授、政治学担当の尾内教授の3名に加え、TA(ティーチング・アシスタント)として10名の法学部生が参加し、同高校の総合進学コース1年生6クラス、計約200名の生徒を対象に、「大学生による高校生のための模擬国会」というタイトルで授業を行いました。


はじめに教員から「模擬国会」とはどういうものかを解説したのち、「トランスジェンダー女性選手の女性競技への参加を一律に禁止する法案」について、憲法第13条の幸福追求権や憲法第14条の法の下の平等などの観点から、グループワークで討論する形で進めました。

生徒たちは、ふだん接することのない専門用語などに戸惑っているようでもありましたが、TAのアドバイスを受け、自由かつ活発にグループ討議を行うなど、積極的に授業に参加していました。最後に、生徒たちから法案について賛成/反対の挙手投票をしてもらいました。


また、TAをつとめた法学部生たちにとっても、自分たちが学んでいる内容をわかりやすく高校生に伝えることを通じてあらためて、基礎的な知識の整理、再確認が出来たようで、「教えることで学ぶ」という意義は大きかったことと思います。

法学部では今後も、高等学校を対象としたこのような連携授業を、本学付属高校に限らず広く実施していく予定です。


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