企業研究ゲームプレゼン大会で第1位になりました(経営学科2年田中ゼミ)
経営学科では、2年生になると全員が「企業研究ゲーム」に挑戦します。企業研究ゲームでは、東証グロース市場で実際に取引されている株式を仮想売買し、株価がどのような要因で変動するのかを考察します。この取り組みを通じて、企業活動の仕組みや成長のメカニズムについて学びます。
野村證券様にもご協力いただき、今年度は11月5日(水)に企業研究ゲームのプレゼン大会が開催されました。経営学科2年・田中ゼミは、学生投票および野村證券賞の両部門で第1位を獲得しました。ここでは、当日発表を担当した学生(臼井空さん)の感想を紹介します。
経営学科2年・田中ゼミは簿記・会計を専門とするゼミであり、日商簿記検定3級の合格を目標に活動しています。簿記学習では毎週問題演習を行い、ゼミの仲間同士で分からない点を教え合いながら理解を深め、検定合格に向けて取り組んでいます。
また、経営学科の2年生は共通の学習テーマとしてカリキュラムに組み込まれている「企業研究ゲーム」にゼミで取り組んでいます。このゲームでは、100万円を元手に10週間という短い期間で株式投資のシミュレーションを行います。私は今回、この100万円を10週間で2,000万円まで増やすことに成功しました。
良い結果が得られた理由としては、自分に合った株価情報サイトを見つけて活用したこと、毎日欠かさず株価の変動を確認したこと、さらに先生からのアドバイスに従い、興味を持った企業の財務諸表を用いて活動内容を分析したことが挙げられます。
株式投資ゲームの成果報告会では、ゼミの代表として発表を担当しました。先生からいただいた助言を基に、企業価値分析や株価純資産倍率(PBR)などの指標を調べて発表し、その結果、学生投票と野村證券賞で1位を獲得することができました。
今回の経験を生かし、来年度以降も積極的に活動していきたいと考えています。(臼井 空)
経営学科の企業研究ゲームでは、学生たちは①株価が動く理由や企業の成長メカニズム、②ニュースや財務諸表を用いた情報収集・分析力、③売買判断や資金管理の重要性、④成果をまとめて発信するプレゼン力など、多くの学びを得ることができ、非常に貴重な経験となりました。

























