【法学部】デモテックで進化する地方議会―取手市の取り組みから学ぶ
「地方自治概論」は自治行政学科1年の必履修科目です。地方自治の現場で活躍するゲストをお招きした授業を展開しています。今回は取手市役所情報管理課の岩﨑弘宜(ひろまさ)課長が両キャンパスにお越し下さいました。
岩﨑課長は「議会愛」をモットーに議会改革に取り組んできた元議会事務局職員で、早稲田大学マニフェスト研究所が主催する議会改革度調査で2021年と2022年に取手市を総合全国第1位に導いた立役者でもあります。
取手市は、デモクラシーとテクノロジーを組み合わせたデモテックでも先進的な取り組みを実施しています。自治体で初めて議会会議録視覚化システムを試行導入し、議会での発言の関係性を視覚的に把握しやすくする工夫を行っています。
学生からの質問にも丁寧にご回答いただきました。岩﨑課長によると、大変な時とは「大」きく「変」わるときであること、また他部署との連携が必要な場面では「自分の側が相手よりもほんの少し多く汗をかくこと」を心掛けているというお話があり、参加した学生は大きなヒントを得たようでした。
自治行政学科は今後も、実践的な学びを核に、地方自治の諸課題を多面的に探究していきます。
























