【国際文化ツーリズム学科・授業紹介3】プロジェクト学習Ⅲ・Ⅳについて
「学び」と「観光」を組み入れたツアーの企画、プレゼン、コンペ、実施と体験型プログラムの同授業は、初期はコロナ禍であり学外活動が困難であったが、2021年秋から授業が完結できるようになって今回の春学期で8回目を数える。
真剣に取り組むチームほど苦労し、限られた期間、時間内でメンバーが納得いくまで練り上げていく過程が面白い。プレゼンの手応え、コンペの投票の結果、即時に評価が判明するのも平等で公正、緊張感もあり、結果の達成感、悔しさも感じられるところが醍醐味でもある。今回の達成感を感じたチームも、最後の最後まで納得いくまで練り上げた結果、圧倒的支持数で採択された。かけた努力と苦労には結果が付いてくる、改めて感じられた事例であった。
【担当教員:山崎良夫】
―――以下は学生からの感想を紹介する―――
「やった、、、!」自然に出たガッツポーズ。プレゼン当日の直前ギリギリまで発表資料に手を加え、頭の中でリハーサルも繰り返して臨んだ結果だったので単純に嬉しかった。
達成感、充実感が沸いてきたと同時に、ここまでやったのだからという安堵感もあった。自分は事情があり当日参加出来なかったが、メンバーたちが自分の代わりに役割分担して無事終了。参加者アンケート結果は高評価、労いのコメントもあり、改めて充実感が込み上げてきた。
【チームリーダー:岡田和海(3年)】
私たちのグループが企画した「いただきます!山梨の知恵とごちそうツアー」が採択され、山梨県に行ってきました。当日は、サントリー登美の丘ワイナリーを訪れ、ワイン熟成庫の見学や試飲を通して、世界に誇る山梨ワインの奥深さを体感しました。また、日本遺産の昇仙峡では、地域観光の多様な魅力やその活かし方について学びを深めることができました。
企画から当日の幹事まで、大変なことも多く、何度も挫けそうになりましたが、ツアーの最後にみんなの笑顔と拍手に包まれた瞬間、これまでにない達成感を味わいました。この貴重な経験を通して、仲間と支え合いながら一つのものを創り上げる楽しさと喜びを学ぶことができました。このような学びの機会を与えてくださった山崎先生をはじめ、共に楽しんでくれた学生の皆さんに心から感謝しています。多くの学びと感動が詰まった忘れられないツアーとなりました。
【ツアーリーダー:林田いずみ(3年)】


























