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野澤ゼミが茨城県庁で「地域の幸福度」に関するヒアリング調査を行いました

経済学科3年の野澤ゼミ(龍ヶ崎キャンパス)では、本年度は「地域の幸福度」に関する調査を行っております。
そこで、9月4日に「いばらき幸福度指標」の担当部署である茨城県政策企画部計画推進課にお伺いし、ヒアリング調査&意見交換をさせていただきました。

茨城県では、「活力があり、県民が日本一幸せな県」の実現に向け、抽象的な概念である幸福を「見える化」し、県の政策課題を明確化するという目的で「いばらき幸福度指標」を導入しています。具体的には、「県民一人ひとりが未来に希望を持つことができ、自身のなりたい自分像に向かって一歩でも二歩でも近づいていけるよう、挑戦を続けられる」ことを幸せな状態と考え、「県民一人ひとりの幸せが実現できる環境の整備状況」を政府統計等の客観的指標を用いて定量的に把握し、全国との相対比較を行っています。
それによると、2024年度の茨城県の全国順位は13位でした。

<いばらき幸福度指標について>ホームページ
https://www.pref.ibaraki.jp/kikaku/kikaku/seisaku/kikaku1-sogo/shinkeikaku/koufukudoshihyou.html

前半は、県庁の職員の方から「いばらき幸福度指標」の内容に関するレクチャーをしていただき、その内容についてゼミ生から質問させていただきました。

質問の主な内容としては
・地域SNS活用の住民幸福度向上への影響
・職員ご自身が茨城県で暮らしていて“ここが幸福だな”と感じるポイント
・いばらき幸福度指標の認知度
など多岐にわたる事柄について、現場で従事している県庁の方々から詳しく教えていただきました。

後半は、ゼミ生全員が茨城県在住ということもあり、県庁の方からゼミ生に対し、若者に茨城県に就職し住んでもらうための課題などについて質問があり、意見交換をさせていただきました。

〔ヒアリング活動後の学生の感想〕
・今回の活動を通して思ったことは、最初は茨城県の幸福度について何もわからなかったが実際に聞きに行って茨城県の幸福度は新しい豊かさが全国でも上位にいることにあることがわかりました。(比氣大耀)
・茨城県庁への幸福度に関するヒアリングを通じ、行政が地域住民の幸福をどのように捉え、政策に反映させているのかを学ぶことができたのはとても良い学びになりました。(菊池優詩)
・実際に県庁を訪れ職員の方と討論することで、書類やデータからだけでは得られない生の声を聞くことができた点が大きな学びとなりました。特に、茨城県が幸福度向上のために行っている具体的な取り組みや、その中で直面している課題について知ることができ、自分の視野が広がったと実感しています。(古瀬剛)

茨城県政策企画部計画推進課の皆さま、ご協力ありがとうございました。


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