被災地の “その後”を考える~『息の跡』上映会&トークイベントを開催!
東日本大震災の被災地の “その後”を追ったドキュメンタリー映画『息の跡』の上映会&トークイベントを開催します。
大災害の直後、多くのメディアで連日センセーショナルな映像が映し出されます。しかしながら、徐々に日常を取り戻すと、被災地の“その後”に目を向ける機会は極端に減ってしまい、地域のこともそこに暮らす人々のことも忘れてしまいがち・・・。災害の記憶をどのように発信し、どうつないでいけばいいのでしょうかー。
流通経済大学では、東日本大震災のあと更地となった岩手県陸前高田の“その後”を追った映画『息の跡』の上映会とトークイベントを2025年10月31日(金)に開催します。『息の跡』は、津波で流された陸前高田市の種苗店を自力で再開した佐藤貞一さんの“生きる姿”を記録したドキュメンタリー。この映画を手がかりに、監督である映像作家の小森はるか氏、約20年のTBS報道経験を持つ永野真代氏、そして本学共創社会学部教授でジャーナリストの龍崎孝先生が登壇し、映像・報道・地域研究の視点を交差させていきます。
災害の記憶を“その後”につなごうと、独学で習得した英語、中国語、スペイン語で、被災体験を綴る佐藤さん。その奮闘する姿、刻一刻と変わる町の風景、そして人々の営みを記録した小森監督。被災地を取材し発信してきた元報道記者とジャーナリスト。記憶、記録、そして映像―
本イベントを通して、私たちが暮らす「地域社会」を考えるヒントが見つかるはず。参加費は無料です。みなさまのお越しをお待ちしています。
◆『息の跡』上映会&トークイベント 地域の”その後”を映像作家×報道記者と一緒に考える
【日時】2025年10月31日(金) 16:30〜19:00
【開催場所】流通経済大学 新松戸キャンパス 1号館 講堂 (住所:千葉県松戸市新松戸3-2-1)
【参加費】入場無料(当日参加も可)
【申込方法】下記のリンクボタンまたはチラシのQRコードからお申込みください
※定員(200名)に達し次第締切。全席自由。受付で整理券をお受け取りください
《タイムスケジュール》
16:30 開会あいさつ
16:35 映画『息の跡』上映(93分)
18:10 休憩
18:15 トークイベント(約45分)+質疑応答 ※トークイベントのみ参加も可
《トークイベント登壇者》
• 小森はるか(映像作家/「息の跡」監督)
• 永野真代(元TBS記者/MEDIAlize/慶應SFC上席所員・東京都市大学大学院博士課程)
• 龍崎 孝(流通経済大学 共創社会学部 教授)
※撮影・記録について
当日は広報記録のため、会場内で写真・動画撮影を行います。ウェブや印刷物等に掲載される場合があります。撮影不可の方は、当日受付でお申し出ください。
《アクセス》
流通経済大学 新松戸キャンパス1号館
https://www.rku.ac.jp/access/
《お問い合わせ》
流通経済大学 共創社会学部准教授 西田善行 E-mail:nishida@rku.ac.jp