【法学部】「国民の生命と財産を守る」松戸市消防局によるご講義
「法学部生のキャリアデザイン」では、様々なキャリアをもつ実務家からお話を伺い、将来の進路選択に役立てる授業を展開しています。今回は松戸市消防局から、消防司令の中山将吾様、消防司令補の亀田啓太様、消防士の小園涼太様が新松戸キャンパスにお越しくださいました。
まず消防司令の中山様から、公務員制度の概要と消防行政の位置づけについてご紹介があり、続いて消防司令補の亀田様から、松戸市消防局の組織や消防官に求められる資質についてご説明いただきました。
消防は、「国民の生命、身体及び財産を火災から保護する」とともに、災害の防除や被害軽減、傷病者の搬送を任務としています。これらは消防組織法をはじめ、すべて法に基づいて行われている、というお話に、消防行政と法とのかかわりを改めて認識した学生も多かったようです。
本学卒業生の消防士である小園様からは、学生時代に消防サークル「ファイヤーファイターズ」で実施した被災地支援活動について紹介があり、採用試験に向けた勉強方法についても実践的なアドバイスを伝授いただきました。
災害の絶えない日本で、消防の果たす役割の重要性は今後も増すことが予想されます。
法学部の学生にとって、松戸市消防局のご講義は、消防官の職務の厳しさとやりがいの双方を、具体的なイメージをもって理解する貴重な機会となりました。講義終了後には、松戸市消防局の皆様が、消防官を目指す本学学生のために懇談のお時間もつくってくださいました。心より御礼申し上げます。
「法学部生のキャリアデザイン」はこれからも、社会で活躍するプロフェッショナルから直接お話をうかがい、社会に貢献できる人材の輩出に努めていきます。