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流通情報学部の児玉徹教授が担当する大学院授業「クリエイティブ産業論特論」の履修生が東京ビッグサイトで開催された「コンテンツ東京」においてフィールド調査を実施しました

流通情報学部の児玉徹教授が担当する大学院授業「クリエイティブ産業論特論」(修士課程開講授業)の履修生(計6名の履修生のうち1名予定調整つかず欠席/当日は5名が参加)が、同授業の一環として、7月4日(金)に、東京ビッグサイトで開催されたコンテンツ産業関連の大規模イベントである「コンテンツ東京」に参加しました。

コンテンツ東京」において、同履修生たちは、コンテンツ産業に関連した数多くの展示ブースを練り歩き、展示者に対するインタビューの実施などを通して、展示各社が提供する多種多様なコンテンツの内容、コンテンツ創造・流通に関する最新の情報技術、コンテンツ取引の実態などについて、フィールド調査を実施しました。


(1)コンテンツ東京の概要

  • 開催日:2025年7月2日(水)〜4日(金)
  • 会場:東京ビッグサイト(コンテンツ東京の会場地図は以下を参照)
  • 展示企業数:800社以上
  • 来場者数:約5万人
  • フィールドワーク実施日:7月4日(金)
  • URL: https://www.content-tokyo.jp/hub/ja-jp.html#/ 
  • コンテンツ東京の構成:以下の6つのイベントにより構成 

     ➢ライセンシングジャパン
     ➢クリエイターEXPO
     ➢
    映像・CG制作展
     ➢
    広告クリエイティブ・マーケティングEXPO
     ➢
    コミュニケーションデザインEXPO
     ➢イマーシブテクノロジーEXPO

 

(2)児玉教授が担当する大学院修士課程授業「クリエイティブ産業論特論」

  • 「クリエイティブ産業論特論」では、コンテンツ(映画、テレビ、アニメ、小説、マンガ、広告、音楽など)、ファッション、食、観光などに関連した、クリエイティブ産業(Cultural and Creative Industries)と総称される産業群に関する多様なトピックを扱う。

  • 2025年度前期授業では、主にコンテンツ産業に焦点を当てて、以下のトピックを扱ってきた。すべてコンテンツビジネスの「実務」において重要な視点

     ➢
    国家の文化外交政策とコンテンツ産業の関係性
     ➢
    コンテンツの国際市場展開
     ➢コンテンツ人材の発掘・育成制度
     ➢
    人工知能を用いたコンテンツ創造
     ➢
    コンテンツ産業を支える著作権制度、パブリックドメイン作品を用いた創作活動、著作権侵害の一形態としての「マン
      ガただ読みサイト」に対する対応策
     ➢
    日本のアニメ産業の実情、コンテンツ制作資金の調達スキームなど

 

  • 上記視点を支える児玉教授のコンテンツビジネスに関する実務経験

     ➢
    国内最大手の広告会社「株式会社電通」に社員(職位:主務)として在籍していた際、同社の法務室、クリエイティブマ
      ネジメント局(法務室との兼務)、メディアコンテンツ計画局、スポーツ事業局に所属。
     ➢
    同社にて、コンテンツ投資、ライセンシング、放映権取引、広告関連法規、著作権侵害案件など、コンテンツの創造と流
      通に関する多種多様な業務に従事。
     ➢
    同社在籍時に、コンテンツビジネスに関する知的財産法やライセンシングスキームについて扱った実務書(共著書籍)
      を、知財法を専門とする弁護士らとともに執筆。


  • 本授業の履修者たちは、本授業の一環で、5月終わりから6月はじめにかけて、ベトナムフェスティバルを通したベトナム政府の文化外交政策の展開、そして横浜中華街の中華文化発信基地としての役割について、フィールド調査を実施https://www.rku.ac.jp/news/46494/  

(3)本フィールド調査の様子を写した写真群





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