【地域連携】“RKU常盤平団地コモンズステーション”での活動
流通経済大学は、キャンパス外における活動拠点の一つとして、千葉県松戸市内の常盤平団地に“RKU常盤平団地コモンズステーション”を2024年に設置しました。
この“RKU常盤平団地コモンズステーション”では、本学の学生・教職員が、地域のみなさんたちとともに様々な活動を行っています。
【活動事例①】
“RKUプレイセンターin常盤平団地”
本学のダイバーシティ共創センターが中心となって、「子育てを地域のみんなの力で行う」ことについて、本学学生と“子育て世代”のみなさんとが、専門家を招いて“RKUプレイセンター”というワークショップを開いています(概ね2~3か月に1回)。
おもちゃやゲームを使った遊びだけでなく、絵本の読み聞かせ(6月7日開催予定)なども行います。
佐藤純子センター長(共創社会学部教授)は「保育を学ぶ学生たちにとっても、“一人だけで考えるのは不安”という子育て中の親たちにとっても、みんなで一緒に考える貴重な場となっている」と話します。
【活動事例②】
“団地のみなさんとの共創活動”
共創社会学部・龍崎孝教授の2年・3年ゼミでは「団地が抱える問題について、大学生として何にどう取り組めばいいのか」を常盤平団地の自治会やNPO法人のみなさんと一緒に考え、実践に向けたアイディアを出し合っています。
本学学生と地域との“新しいであい・つながり”を通じて、みんなが目標とするキーワードを見つけて将来的に活動を実現させるための“スタート(=ここから始まる)”場としています。
【活動事例③】
“こどもたちのための居場所in常盤平プロジェクト”
本学と包括連携協定を結んでいる松戸市内のNPO法人グループが、常盤平団地周辺に住む子どもたちに「こども食堂」「日本語教育」などを毎週月曜日の夕方に行っています。
「公共施設の休館日が多い月曜日に施設を使用させていただき、流経大にはとても感謝している」といった言葉をいただいています。
これからもよろしくお願いします。
※参考※
“常盤平団地”
1960(昭和35)年に松戸市内最初の大規模公団住宅として入居開始。当初の居住者は20代、30代の“若い世帯”も多かった。
現在は、65歳以上の高齢者が居住者の半数を超える高齢化が大きく進んでいる。