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【法学部】中山秀登教授・定年退職記念懇談会を開催しました。

法学部の中山秀登教授(民法担当)が今年度をもって定年退職されます。2025年3月6日にその記念座談会を開催し、20名ほどの教員が、中山先生と楽しいひとときをともにしました。

中山先生からは、大学時代に研究者を志すきっかけとなった恩師との出会い、本学の法学部設立時のエピソードや、その後に執筆された教科書「民法の流れ図」シリーズにこめられた思いを伺うことができました。恩師沼正也先生の薫陶を受けた中山先生は、「非暴力主義および個人の意思の最大限の尊重」と、「身体的、精神的、経済的弱者の無条件保護」を民法の原理とする「沼理論」を、ひろく一般の人々にもわかるように視覚的に解析し、「民法の流れ図」シリーズとして著した、というお話が印象的でした。講演の途中には、研究者人生の節目節目での中山先生の心情を表す楽曲が流され、和やかな会となりました。

座談会では、本学園理事長であり法学部名誉教授である野尻俊明先生と中山先生との掛け合いで、法学部設立前後の活気が伝わるエピソードの数々を伺うことができました。中山先生はまさに、法学部とともに今日まで歩んでいらっしゃったのだと感じることのできる時間でした。

今後も中山秀登先生のご健康とご活躍を、心より願っております。

     


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