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【法学部・島田ゼミ】東京拘置所を見学しました

 法学部の島田ゼミと学生有志が、2月26日、東京拘置所の見学を行いました。
 東京拘置所とは、東京23区内の被疑者および被告人と、関東甲信越、静岡県の一都10県の控訴被告人・上告被告人等を収容する法務省所管の刑事施設です。東京方面から常磐線で本学に向かう途中、北千住駅と綾瀬駅の間に所在する当該施設を確認することができます。
 今回の見学の目的は、刑務所と拘置所の異なる点や、刑が確定していない被疑者・被告人等の収容生活を理解し、また、拘置所に収容されている人たちの処遇のあり方を考えてもらうことでした。


 屋上運動場や講堂、居室などを見学する中で、拘置所で勤務する刑務官が、逃走や事故の防止をはかるとともに、被収容者の健康や所内の衛生管理にとても気を配っていることもわかりました。
 また、東京拘置所には、矯正処遇として、炊事、保清、営繕などの作業に従事する受刑者も収容されており、炊事の現場では、大量の食事を少ない人数で調理するために、機械や器具を用いた工夫がなされていました。
 見学後の質疑応答では、居室の部屋割りはどのように決めるのか、刑務官のやりがいは何か、退所する受刑者を受け入れる企業はどのくらいあるのか、など活発な質問が次々と寄せられ、調査官の方が丁寧にお答えくださいました。
 法学部ではこれからも、実践的な学びの機会をつくっていきます。



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