ツーリズムEXPOジャパン2024に出展 ~報告③:ジャパン・ツーリズム・アワード学生審査員~
2024年9月26日~29日まで東京ビッグサイトで開催された「ツーリズムEXPOジャパン2024」。世界中の国と地域、日本全国の観光地が集結する、年に一度の世界最大級の旅の祭典です。9月26日(業界日)には、「ジャパン・ツーリズム・アワード」の表彰式がありました。ジャパン・ツーリズム・アワードは、「旅のチカラ」の再生と持続可能性の確保につながる組織・企業・団体・個人の取組を参考となる事例として表彰しているものです。
「学生が選ぶジャパン・ツーリズム・アワード」の審査委員を、本学科4年生の兼松陽花里(かねまつ ひかり)さんが務めました。兼松さんに、審査や表彰式の感想を伺いました。
<審査委員を担当して>
普段授業の中で学んでいることとは違い、多くの企業や団体が観光を通して様々な思いを持っているということを感じることが出来ました。特に国内領域では地方を中心として、観光で町を元気にしたいという熱い気持ちがある団体が多くあり、私自身が地方出身というのもあり共感する部分が多くありました。来年から旅行会社で働くことが決まっています。今回の学生審査委員は、旅行業界で働いていく中でも得ることの出来ない素晴らしい経験になったと感じております。
<表彰式に参加して>
サウジアラビアの受賞作品があったのですが、隣に座っていらっしゃる方と国の垣根を超えて仲睦ましくしているのが印象的でした。しかし、ステージ上にいる代表者や観光関連の協会の会長など、全員が男性なのが少し気になりました。女性活躍に向けて動いている社会とは逆にまだまだ進んでいないのだなと残念な気持ちになり、自分自身が将来的にも女性活躍に向けて頑張りたいと思うようになりました。
国際文化ツーリズム学科では、毎年ジャパン・ツーリズム・アワード学生審査員を輩出しています。
2023年度のジャパン・ツーリズム・アワード学生審査員報告記事