貝森准教授が翻訳に携わった『構文理論:基礎から応用へ』が刊行されました
法学部の貝森有祐准教授が翻訳に携わった書籍『構文理論:基礎から応用へ』(大堀壽夫・貝森有祐・岩井恵利奈・山田 彬尭[訳])が開拓社より刊行されました。
本書は Construction Grammar and its Application to English, 2nd edition (Martin Hilpert; Edinburgh University Press) の邦訳であり、構文理論の基礎概念から最新の展開まで幅広く解説しています。
<内容>
言語を知っているとはどういうことか?―構文理論は〈言語の知識とは構文ネットワークである〉という立場から、言語の総合的なモデル化を企図する。本書は現在の学界をリードする俊英による、構文理論の基礎概念から最新の進展までを解説したバランスのとれた入門書である。後半は言語獲得、言語変異と変化、話し言葉の構文、バイリンガリズムについても取り上げている。初心者から研究者まで、構文研究者にとって待望の一冊。
<目次>
第1章 構文理論:導入
第2章 項構造構文
第3章 コンストラクティコンの内側
第4章 構文形態論
第5章 情報パッケージ構文
第6章 構文と言語処理
第7章 構文と言語獲得
第8章 言語変異と言語変化
第9章 話しことばの中の構文
第10章 文法間を横断する構文
第11章 結び