「障がい者芸術世界展IN SENDAI 2024」で流通経済大学賞を授与
障がいのある作家のアート作品を全国から一堂に集めた「障がい者芸術世界展IN SENDAI 2024」(東北障がい者芸術支援機構主催、仙台市など共催)が8月29日から9月1日まで仙台市内で開催され、流通経済大学賞などが出展作品に授与されました。2021年から「であうアート展」を開催している流通経済大学は、今年度から同展に協力団体として参加しています。
同展は今年で10回目で、今回からは作品を国内だけでなく海外でも公募し、およそ1500点が出品されました。海外からは韓国、台湾、ウクライナ、メキシコなどから応募がありました。
8月29日からの「世界展」では、この中から専門家による選考で選ばれたおよそ150点が展示され、4日間でおよそ5000人の市民などが訪れました。
同展では大賞にあたる内閣総理大臣賞には、宮崎県の「たくちゃん」さんの「いえ」が受賞したほか、今年度から設けられた流通経済大学賞は、千葉県成田市の障がい者支援を行っている「生活工房」で活動をしている石毛尚吾さんの「ゴジラ」が選ばれました。石毛さんは「生活工房」所属の作家として、流通経済大学主催の「であうアート展」にも毎回、意欲作を出展しています。
同展では、このほかにも、衆院議議長賞や宮城県知事賞、58の支援団体(流通経済大学も含む)が選考した各賞が応募作品に授与されました。