東証Arrowsを見学(法学部・王ゼミ)
20 23年7月12日(水)に、法学部の王ゼミ(3・4年演習)のゼミ生および法学部所属の留学生計13人が、東京都中央区兜町にある東証Arrows(東京証券取引所の見学施設)を見学しました。
王ゼミのメインテーマは「会社法制」なので、今回は株式や上場会社といった研究対象への理解を深めるために、学生主導でこの行事が計画・実行されました。
学生たちは、まず併設の「証券史料ホール」で日本の証券市場と株式会社制度のあゆみに関する史料を見た後、ガイドの方に解説していただきながら、マーケットセンター、メディアセンター、オープンプラットフォーム等の施設を見学しました。
学生たちは、新規上場セレモニーの際に鳴らされる「上場の鐘」やマーケットセンター上部に設置されたLEDチッカーなどに目を引かれ、特にオープンプラットフォームに設置されているマーケットモニターの前では、証券市場の区分や株式取引の仕組み、株価指数や取引表示の見方等について興味津々のようすで説明を聴き、質問するなど、ガイドさんや引率教員との話が盛り上がりました。
最後に、みんなで東京証券取引所の正面口(日本一の金運アップスポット(笑)?)に回って記念写真を撮り、この日の見学を終えました。
《学生の感想》
「東証Arrowsは株式に対する理解を深める貴重な施設であり、見学することで、証券取引の魅力をより身近に感じることができました。」
「今回東証Arrowsを見学してみて、株価の上昇、下降を表す色が国ごとに異なるということを学びました。日本の場合は上昇する時は赤、下降する時は緑だが、欧米諸国では上昇する時に緑、下降する時に赤で日本の真逆で面白いと感じました。」
「株価の変動を見ていると見飽きない。」
「高速電子画面と雰囲気に金融の魅力を感じた。この経験は、私に世界経済の重要な役割を理解し、尊重する機会を与えてくれた。」
金融取引の中心地で日本経済の脈動を実感じながら、株式会社、金融取引に関する理解を深めることができて、実り多い見学となりました。