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法学部の実学「地方自治の視点から民主主義を考える:成田浩先生ゲスト講義」

12月6日・7日の両日、法学部キャリア科目「法学部生のキャリアデザイン」の授業では、東京都庁職員として長年地方行政に携わってこられた成田浩先生に講義していただきました。


(龍ケ崎クラスでの講義のようす。2022127日)

 

成田先生は、東京都港湾局長、産業労働局長等を歴任され、中央大学経済学部特任教授も務められた地方行財政のエキスパートです。

今回は、近年のアメリカや日本の政治状況を踏まえ、地方自治体レベルでは議会や行政がどのように民主主義を活性化していけるかという観点から、議会のジェンダーバランスや若年層の政治関心を高める取り組みなど、示唆に富む様々なお話がありました。

また、ご自身が携わってこられた業務に関するエピソードもご紹介がありました。

授業後、成田先生のもとに、自身の住む自治体の議会や政治のありようについて直接質問にいく学生も見られ、刺激の多い講義だったようです。

また、講義後の学生のレポートには、

「都庁の職員であれば国の各省庁の垣根を越えて仕事ができる、と説明され、また地域から国際関係まで幅広い行政のしごとに携わることも可能である点に興味を抱いた」

といった感想もあり、学生のキャリア選択の指針を提供するという本科目の主旨から見ても、実りの多い内容となりました。