法学部の実学「税務を学ぶ — 国の財政と税務署の実務」
法学部キャリア科目「法学部生のキャリアデザイン」の授業(新松戸・11月22日)では、松戸税務署から吉瀬唯史署長がお越しくださり、国の財政の現状や、税務署の業務について講義していただきました。
法学部科目にも「税法」や「地方財政論」等がありますが、財政や税金は経済の問題と思っていた学生も多いようです。
しかし吉瀬署長のお話から、税は政府の活動のみならず私たちの社会の基盤をつくるものであり、それゆえ「適正かつ公平な課税の実現」を支える税務署の仕事が重要であることが実感できました。
学生からは授業後、
「公平な社会をつくるという理念のもとで仕事をされていることが、強く印象に残った」
「若者の負担が増えていて他人事ではないと感じたので、税に関する法律について考えていきたい」
といった感想が出されました。
公平さは「法」の根本理念でもあり、法学部生としても大切な学びになったと思います。