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【11月21日更新】中原篤徳教授が「第9回日展」で内閣総理大臣賞を受賞!


 11月4日に東京・六本木で開幕した「第9回日展」で、経済学部・中原篤徳あつのり教授の彫刻作品「無垢むく予兆よちょう」が、内閣総理大臣賞を受賞しました。自然な姿で佇む青年の姿を塑像で制作した「無垢の予兆」には、『戦争や気候変動など、より難しい状況にある世界で、憤り、戸惑い、悲嘆に暮れながらも、一人ひとりの生命の尊さ、微かな希望の輝きを見つめる意味のようなものを表現したかった』という中原教授の思いが込められています。

 授賞理由は、「白一色の表面のディテールに工夫が凝らされ、単純な立像ながらユニークなニュアンスを生み出している」などとされ、伝統的な技法を、今日的なカジュアルな若者の姿と結び付けている点が評価されました。

■中原篤徳教授のコメント
 【115年にも及ぶ歴史を持つ日展において、大きな賞を受賞し光栄に思っています。今後、より充実した作品を制作したいと気持ちを新たにしているところです。それと同時に、造形芸術の素晴らしさを伝えていくことに努めてきたいと思っています。特に流通経済大学では一般教養の「美術論」や「リベラルアーツ演習」、保育の造形実技、ゼミなどを通じ、学生の皆さんと楽しみながら造形芸術の魅力を伝えていきたいです。】


 「日展」は、日本最大級の総合美術展覧会で、5つの部門【日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書】の作家による新作が年に一度揃います。中原教授の作品も展示されている東京展は、11月27日(日)まで、東京・港区の国立新美術館で開催され、その後、京都、名古屋、神戸、富山の4か所で巡回展が開催されます。

 流経大龍ケ崎キャンパスの2号館には、中原教授の彫像『SAPIENTIA』(ブロンズ)が置かれています。ぜひこちらもご覧ください。

    
                                 『SAPIENTIA』

 


【11月21日更新】
 情報サイト「Let’s ENJOY TOKYO」に、中原先生が、ミュージシャンで女優のシシド・カフカさんとともに日展の様子を紹介する『シシド・カフカと行く「日展」、その楽しみ方』が掲載されています。日展の魅力や鑑賞のポイントが満載!是非ご参考にご覧ください。