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「観光キャリアケーススタディ」授業報告①―卒業生の話を聴きビジネスの現場を知るー

本学卒業生の矢萩美智さんは、山形県天童市で「王将果樹園」を経営していらっしゃいます。さくらんぼなどのフルーツ狩りのできる観光果樹園ですが、併設のカフェでは採りたてのフルーツをふんだんに使ったパフェを食べることができます。また、さくらんぼゼリーやオリジナルワインなどの加工品も販売しています。その様子はSNSで拡散され、テレビや雑誌でも数多く取り上げられています。しかし、魅力はそれだけではありません。コロナ禍では中止されていますが、農業をしながら観光を楽しむファームステイ「体換農泊」や、「くだもの自販機(果物を売る自動販売機)」など、矢萩さんのアイデアであふれています。「観光キャリアケーススタディ」の授業では、今年も矢萩さんに新松戸キャンパスへお越し頂き、後輩達への講演をお願いしました。矢萩さんのコロナ禍の試練を観光産業の人脈で乗り越えたお話しに、観光を学んだからこその視点が垣間見えました。これまでの矢萩さんのキャリアや農業にまつわるご苦労のお話はもちろんのこと、経営者としての考えや常に新しいことに挑戦する姿勢は、聴いている学生たちの心に響いたようです。受講生の感想を一部掲載します。

「ただの果樹園ではなく、日本一のさくらんぼの観光果樹園にするという情熱を感じた。」(2年生)
「利益だけを考える策略ではなく、従業員の事も考えている経営のスタイルが素晴らしいと思った。」(2年生)
「自分の中に目標や意志を持っておくと挑戦する道が増え、それが経験になるのだと感じました。」(2年生)
授業担当:髙橋伸子


① 6月中旬〜7月中旬限定さくらんぼパフェ

② 8月中旬〜9月上旬限定 桃パフェ

③ 矢萩さん(2022722日)

④ 矢萩さん(2022722日)