フランスの協定校「リヨン第一大学」と交流プログラムを実施
流通経済大学が国際交流協定を締結しているフランスのリヨン第一大学から、4名の教授が7月に来日し、新松戸キャンパス、龍ケ崎キャンパス、付属柏高校を訪問、実習形式の授業やワークショップ等を見学し、今後の交流プログラムについて協議しました。
最初に訪れた付属柏高校では、ラグビー部員を対象にした「メンタルコントロール」についてのワークショップに参加。コーチング学を専門とするOlivier Nier教授は、前夜に開催された日仏ラグビー代表戦の勝敗を分けた場面について解説し、メンタルコントロールの重要性を強調しました。
龍ケ崎キャンパスでは、メインアリーナ、武道館などの施設や国際交流の場となるICP(International Community Plaza)を視察後、Gボールを使った「体つくり運動」や「救命理論実習」など実技を中心とした授業を見学しました。スポーツ健康科学部の教員とのミーティングでは、日仏それぞれのスポーツの現場における違い等について活発な意見交換が行われました。
今後の両大学間の交流プログラムについては、学生の短期スタディトラベルや教員のインターンシップなどを中心に、本学国際交流センターの教職員と協議が行われ、学生がフランス滞在中に、リヨンにあるスポーツクラブや大学の特別講義などを体験できるプログラムの実施で合意、第一弾として、2023年4~6月中に、学生数名の短期派遣を実現させることで一致しました。また、共同研究を進めていくことについても話し合われました。
流通経済大学では、多くの学生が留学の機会を得られるよう、世界各国の大学と学術交流協定を締結し、多彩な留学制度や体験プログラムを展開しています。