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スポーツ健康科学部「海浜実習」

スポーツ健康科学部の海浜実習が、国立公園にも指定されている沖縄県渡嘉敷島で行われました。本授業は、学部創設以来、必修科目として位置付けられ、毎年約300人以上の学生が履修します。




この海浜実習は、遠泳など海で泳ぐだけのプログラムと異なり、将来、自分自身がどのように水辺活動に関わることができるか、さらに指導者の立場としてどのように安全なプログラムを展開するのかなど、大学卒業後も水辺活動に関わるライフスタイルを創造する授業です。


その他に、宿泊型の授業として、仲間とのコミュニケーションや集団の規律及び個人の責任を自覚することができ、結果として学生の行動変容が顕著に伺えることができます。


この渡嘉敷島は、太平洋戦争で島民が生死をわける歴史があり、人間の死生観を考える機会にもなります。戦争によってスポーツをしたくても、それが叶わなかったかもしれない先人の方々のことを思うと、現在の私たちがスポーツを勉強できる平和な環境を大切にしたいと実感する実習になります。