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「運動 × 防災教室」で健康増進と災害予防!


 スポーツ人口を増やすには非実施者・無関心層へのアプローチが重要です。
龍ケ崎市は広範囲に自然災害のリスクが存在し、小貝川決壊(昭和56年)では4,560棟が床上・床下浸水の被害を受けました。市民の防災意識は高く、防災学習と運動教室をセットにすることでスポーツ参画人口の増加が期待されます。特に高齢者では、東日本大震災の災害死(主に溺死)の47%を70歳以上が占めるように、健康・体力づくりは防災活動としても有意義です。そこで、スポーツ健康科学部の大槻ゼミは茨城県防災・危機管理部と連携し、高齢者対象の運動 × 防災教室を実施しました。


ストレッチ、筋力づくり運動の様子

 運動 × 防災教室は11月18日~12月9日の毎週木曜日に龍ケ崎コミュニティセンターで実施されました。毎回13~14人の高齢者が学生の指導でストレッチ、筋力づくり運動、エアロビック・ダンスを行いました。また、茨城県防災・危機管理部の指導により、2日目にハザード・マップを学習し、3日目にマイ・タイムライン(防災行動計画)を作成しました。最終日は、ハザード・マップの特別警戒区域を確認しながらのウォーキング(ハザードマップ☆ウォーキング)を行いました。参加者からは「元気の良い学生さんに励まされました」、「年間を通してこういう教室があると嬉しいです」、「避難所についてはどこにいったら良いか‥‥、と改めて考えさせられました」等の感想が聞かれました。流通経済大学では、今後も、運動による国民の健康増進に貢献する活動に取り組んでいきます。

 
防災教室の様子                     ハザードマップ☆ウォーキングの様子

 この活動内容はスポーツ庁「Sport in Life」でも紹介されています。 


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