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児玉教授が海外の研究者と共同執筆した書籍が国際ブドウ・ワイン機構(OIV)より表彰されました

本学流通情報学部の児玉徹教授が海外の研究者と共同執筆した書籍が、ワインに関する世界最大の国際機関である国際ブドウ・ワイン機構(OIV/本部:フランス・パリ)より、2021年度の「OIV賞」を、「カテゴリー:Vitivinicultural Economy/ワイン経済分野」において受賞しました。

受賞対象となった同書籍は、英語版書籍「Sustainable and Innovative Wine Tourism: Success models from around the world」(全376ページ)とそのスペイン語版書籍「Enoturismo sostenible e innovador. Modelos de éxito alrededor del mundo」(全392ページ)。スペインの金融機関Cajamar Groupの出版部門から、202145日に同時に出版されました(以下「本書籍」と称す)。

本国際書籍プロジェクトには、日本から参画した児玉教授を含め、スペイン、ドイツ、フランス、イタリア、ハンガリー、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、ブラジル、チリ、アルゼンチン、メキシコといった世界の様々な国々の総勢33人の研究者が参画し、それぞれの国に関するワインツーリズムの現状と課題、将来展望などについて論じた章を分担執筆しています。

児玉教授は、本書籍の「Chapter 22: Geographical indication as a Tool for the Development of Regional Wine Brands and Wine Tourism in Japan」(スペイン語版では「Capítulo 22: La indicación geográfica como herramienta para el desarrollo de las marcas de vinos regionalesy el enoturismo en Japón」)を分担執筆しています。

 

なお、2021年度OIV賞の各カテゴリーでの受賞対象の全リストは、OIVが発行した受賞対象リスト(以下よりダウンロード可能)に掲載されています。児玉教授が共同執筆した本書籍の受賞に関する紹介は、同リストの9ページ目に掲載されています

同リストのダウンロードはこちらから:


同リストは、OIVのウェブサイトからもダウンロードできます:https://www.oiv.int/en/the-international-organisation-of-vine-and-wine/oiv-awards?utm_source=pocket_mylist 
また、本書籍の2021年度OIV賞受賞に関して、OIVの事務局長Pau Roca氏から、本書籍の編集代表者であるRaúl Compés教授(※)に対して発行された受賞レターは、以下よりダウンロード可能です。

同レターのダウンロードはこちらから:


Raúl Compés教授のプロフィール:https://www.ciheam.org/agendas/mr-raul-compes-elected-new-director-of-ciheam-zaragoza/ 

児玉教授が共同執筆した本書籍は、スペインの地域経済の活性化に取り組むCajamar Groupの社会貢献活動の一環として出版されたものであることから、本書籍のPDFデータは無料で公開されています。詳しくは、本学HPに掲載した2021419日付ニュース(以下URL)をご確認ください。

https://www.rku.ac.jp/news/30856/ 

OIVの概要については、児玉教授が執筆した研究報告書(以下よりダウンロード可能)をご確認ください。

https://researchmap.jp/torukodama/published_papers/30095241

本国際書籍プロジェクトへの児玉教授の参加は、児玉教授が現在推進中の科研費プロジェクト「ワインツーリズム推進策の国際比較的見地からの政策人類学的な分析」(20182021年度/基盤C)の一環として行われたものです。

https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-18K11861/