【重要】新型コロナウィルス集団感染における、これまでの経緯と今後の対応について
この度の本学ラグビー部寮を中心とする新型コロナウィルスの集団感染につきましては、龍ケ崎市並びに周辺自治体の皆様方に大変なご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
現在管轄保健所のご指導の下、判明している陽性者の入院、隔離を終え、治療等に全力で当たっております。さらに龍ケ崎キャンパスを閉鎖し、感染拡大防止のための措置に取り組んでいることをご報告申し上げます。
以下判明している今般事案の経過と大学としての拡大防止の取り組みについて、お伝え申し上げます。
これまでの経緯
6月 9日 ラグビー部寮生8名のPCR検査を実施。
6月10日 PCR検査実施の寮生の陽性が判明。全寮生のPCR検査を実施。
6月11日 76名の陽性が判明。大学内に緊急対策本部を設置。
同日 15時30分に対策本部にて6月26日までの龍ケ崎キャンパスの封鎖、
学生、教職員の校内入構並びに全ての活動の停止(運動系部活動の対外活動を含む)、
新松戸キャンパスへの移動禁止、を決定。
6月12日 入院者6名、陽性者70名のホテル移送の完了。
現在ラグビー部寮に滞在中の学生は陰性判定者ですが、引き続き健康状態を観察中。外出自粛。
今後の対応
6月12日の管轄保健所の調査により感染者のうち29名がN501Y変異株の感染が判明しました。
このため陽性判明の全学生が6月7日から9日まで(この3日間は実技系授業及びゼミ活動の対面授業実施期間です。龍ケ崎キャンパスでは6日までは全面オンライン授業でした。9日の陽性判明を受け、10日より龍ケ崎キャンパスは全面オンラインに移行しています)に受けていた授業に参加していた全学生について、授業方法、個別の接触の度合いを確認し、さらに個々の健康状態の確認と管轄保健所より濃厚接触者と判定された場合のPCR検査を実施します。
ラグビー部員の中で陰性判定されたものの中から体調不良を訴える学生4名が6月13日午前11時までに新たに確認されました。この学生につきましては再度PCR検査を実施し、結果が判明次第、管轄保健所の指示のもと対応してまいります。
現在龍ケ崎キャンパスを利用するすべての運動系の部の活動を停止しておりますが、これを徹底いたします。またラグビー部以外の運動系部活動に係る寮については、ここまで新型コロナウィルス感染に関する報告はありません。しかし、改めて健康調査を実施し、全部員に対してPCR検査を実施してまいります。また、ラグビー部の活動を共有する機会のある女子ラグビー部員21名について、6月15日までにPCR検査を実施いたします。現在のところ部員から健康状態の異常を訴えるものはおりません。全員が外出自粛とし、寮内で待機しております。
ラグビー部の活動については、その運営に何らかの瑕疵がなかったか、改めて調査をしております。かかる事態に至ったことは極めて遺憾であり、厳正に対応してまいります。
以上が6月13日午前11時までの現況です。
地域のみなさまに対し多大なるご心配をおかけしていますことを重ねて、心からお詫び申し上げます。今後も随時、状況をお伝えしてまいります。
本件に関する問い合わせ先
流通経済大学学長室(危機管理担当)
e-mail:gcs@rku.ac.jp