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国際観光学科の卒論大賞(2020年度)

国際観光学科では4年生全員が卒業論文を執筆します。2021年1月28日に卒業論文発表会が開催され、優秀論文の選出が行われました。

<最優秀賞>
・長野桃華さん
「女子大学生の昇進意欲に関する一考察〜リーダーシップ経験と役割イメージに注目して〜」

長野桃華さんの卒論発表会プレゼンテーション資料

 

<優秀賞>
・福原雄登さん
「写真加工のリスクについて―SNSと承認欲求の関係からの考察―」
・水谷耀平さん
「コロナ禍以降ディズニーパークのアトラクションはどうあるべきか〜回転率・混雑状況・人気度の関係性から考える〜」
・長沢汐華さん
「『観光は平和へのパスポート』言葉の意味は何か」
<審査担当者から一言>
 世界中で観光が厳しい状況に置かれるなか、本年度も独創的で質の高い論文が提出されたことを喜ばしく思います。最優秀賞を受賞した長野さんの論文は、日本のジェンダーギャップ問題の一つである「女性管理職」比率の著しい低さの要因について、男性に偏った「リーダー像」のステレオタイプに注目して論じており、理論的にも実証的にも高い完成度がありました。観光を学ぶことは「幸せとは何か?」を学ぶことでもあります。この論文は観光を直接論じたものではありませんが、私はその根底に、ジェンダーギャップを超えた「人々の幸せ」を考える、観光の思想を感じることができました。
(福井一喜 国際観光学科准教授)

 

オンライン卒論発表会の様子